昔話のふかさ
二月の一年生の会です
水彩の日も、線描から始めています
くるんくるんと線を描きたかったので、まずはお手玉をまあるく置いて、みんなで電車にお手玉のまわりをくるんくるんとまわりながら動いてみました
一号車を交代しながら何度も動きます
楽しい気持ちいっぱいになってしまうところで、、こんどはスケッチブックに動いた線を描いてみよう
好きなところにボールを描いて、、、くるんくるん
同じところに戻ってこられるかな?
今回のお話は「聞き耳ずきん」
じさまがいう一言が胸にせまります
「これでひとの苦しみも救える。ひのきの苦しみもすくえる」
昔話のなかのあたたかな叡智。
病気になって寝込んでいるその病のもとに、植物や動物と共存してゆく細やかな意識の大切さが示唆されているのです
お話を聞くこどもたちの真剣なまなざしを見て 一年生の魂のありように寄り添うのは、こういう語り継がれてきたお話なのだなと、思います
不思議な赤い頭巾を描いて、木々の声やカラスの話声も色をおいておはなしを追体験していきます
神さまから頭巾を授かったじさまに聞こえたのは、、、
色の混色を画用紙の上でうみだしていくと、夢中になってしまって筆が止まらない子も
色の世界を十分に味わいつくしたら、お日さまの詩をみんなで唱えておしまいに
世界をこころから信じている 一年生の大切なじかん
みんなの色はとっても素敵でした
布を絵の具で染めてみたい子どもたちはもう少しだけ色と遊びました