3月の手と手のじかん
女子たちの会でした
その数日前に、1年生の息子のクラスでもついに学校でタブレット授業が始まってしまい、あまりにきらきらと楽しそうなので衝撃を受けつつ、、
そういう幻想的なもの(!)より面白いことしていこうと 心ひそかに思っているところです
指先でスクロールして出てきた結果読んで知った気になるなんて、おとなになってからでじゅうぶん
自戒の意味をこめて
3月は子どもたちの好きな折り紙から始めました
少し先でならう 平行や垂直、直角二等辺三角形ということばも時折り入れながら~楽しく折ったり切ったりしていると、難しいことばもあまり気にならないもよう~ではさみを上手に使いながら、美しいかたちを切り出していきます
いつまでもやりたがる女子たちに あとは終わってからね、と気分を変えておやつの花餅づくりのおはなし
分量を計算してみたり、作業工程を伝えたりして、クレヨンを使い手を動かしました
メインレッスンは水彩画で、春の球根の芽吹きを描きました
ヒヤシンスや水仙の花をみながら、球根やたねのことを話します
根っこと芽はどちらから育つのかな?
大地に根を張ってから、自由に大きくなるんだよね
そして、じかんを追うように、画面で色を動かしていきます
黄色いひかりのたね(球根)が冷たい土のなかで、徐々に熱を帯び根を伸ばして、温められて 春のよき日にふんわりとほどけて芽吹いていく様子を味わいました
じかんの連なりを描き重ねることができるのが にじみ絵水彩の本当に素敵なところです
思い描く土の色を追い求めたり、力強くたくさんの根を伸ばしたり、または芽がたいそう力強かったり
それぞれこだわりどころが異なりますが ひかりあふれる春の息吹を感じる仕上がりでした
月遅れの4月3日のひな祭りを前に、おやつはみんなで花餅づくり
お腹がはちきれんばかりに たくさんいただきました!