衝撃の育児
保育をしていた事もあり
数えきれない程の色んな性格の子どもたちを
寝かしつけてきた。
寝かしつける技なら沢山持っている。
寝ない子もあらゆる手で寝かしつけてきた。
だから、我が子が寝なかったら…
なんて考えもしなかった。
が…予想を裏切り
我が子はしっかりと寝なかった。
長年の保育士の寝かしつけ技なんて
すぐにへし折られ
3時間かけて抱っこで寝かしつけ
やっと寝たと思えば数分で起きる。
生活音がした時なんて
もう言葉にならないくらいの敗北感。
絶望的な毎日だった。
自分も寝れてないうえに
食事もきちんととれずイライラが募る毎日。
ぼーっとして朝か夜か分からない。
疲れが溜まってくると
「はやく寝てや!!」「いい加減にして!!」
と、言葉が分からないのをいいことに
自分の怒りをぶつけた。
トントンする手に
だんだん力が入ったことも何回もある。
「寝かしつけをする夜が怖い」
なんて表現をする事が多いが、私は
「毎日毎時間寝かしつけが苦痛だった」
朝も夜も私にとっては変わらなかった。
いつか寝るようになるよ!
辛いのは今だけよ!
と、よく励ましてもらったが
そうじゃない、今が辛いし
なんで寝ないの!?と
ただただ原因が知りたかった。
「こうすれば寝る!」
「寝るためにはこうしたらいけない!」
と、インパクトが強い情報に踊らされ
片っ端から試しては、落胆の日々。
試しても寝ないことに余計にイライラした。
だからだろうか。
今も「〇〇しろ!・〇〇するな!」「爆・超」
などがつく情報が嫌いだ。
みんなが手に入る情報は
我が子にあってるとは限らない。
それを娘で証明した気がする。
そんな時に、「ままこや」に出会い学び
これまでの悩みが一気に紐解けた。
原因が分かり、改善策も分かった瞬間
膝から崩れ落ちるくらいの衝撃を受けた。
何万人もの子どもたちのデータと発達学などが
合わさった、根拠ある知識。
全人類が知っておくべきではないか!!
とさえ思った。
と、同時に
私は今まで保育教諭として
ちっとも的確な支援を
親子に出来ていなかったな。
と振り返るきっかけになった。
だからこそ
母になる方へ、支援をする方へ
育児をしている方へ伝えたい。