激情に呑み込まれぬように
人生で初めて『怒り』の感情に支配されそうになったので忘備録。
これまでの人生、人に怒りを持つことはあっても瞬間的なものだった。
その激情は、『怒り』よりも『虚しさ』だとか『恐れ』の経験として分別&蓄積されているため、『怒り』の処置のマニュアルが己の中にどこにもなかったのである。
今回は『怒り』単体が暴走しそうになり、対応策もなかったのでかなりパニックになってしまった。
はじめてのことに「どうすりゃいいんだこれ!?」となったが、なんとか乗り切ったので、今回したことを今後の対応策として残しておく。
①自分のいる環境を変える
怒りを鎮めるというより、怒りの上限値を抑えることができるっぽい。
具体的には換気をする、体感温度を下げる、水分を取るなど。
『頭を冷やす』を物理的にやると、オーバーリミットを防げる気がする。
今回の件は、一旦その場から離れて涼しい場所に行った。
②怒りの要因を脳死で片づける
怒りの要因から距離をとって二度と向き合わない、ができたら一番いいのだが。そうはいかない場合はとっとと片づけた方がいいっぽい。
片づけて、視界から消す。
もちろん、片づけられない場合もこれから出てくるだろうけど、その時は脳死でやりすごして③に移る。
③怒りの要因を分析する
今していることそのものでもある。
今回の件は、一旦片づけて考えたのが4つ。
この要因は自力で30分で解決できることか
この要因がまた起き上がらないように、次回への対処ができるか
現在の自分は周囲へ感情を拡散していないか
現在の自分は怒りを高める要因となる体調・精神状態にはなってないか
これは他の激情に「してやられた」ときにも使っている考え方で、怒りにも適用できるっぽい。
自力で30分で解決できないことは「そういうこと」にする。
思考を持ったまま右往左往することなく、地面に着地することができる。
落ち着いて客観視できる。
次回への対処が可能なら、激情要因が次回発生しにくくなる。
周囲へ感情を拡散するといい場合と悪い場合がある。
悪い場合は周囲から離れておく。
いい場合は情報共有に感情を少し上乗せして拡散する。
体調・精神状態は最も重要で、だいたいこれが悪さをしている。
今回はやや精神面が不調だったことと、最近睡眠時間にバラつきがあったことが影響していると思う。心身ともに健康であれば激情を使いこなすことはあっても、支配されることはない……はず!
ということでnoteの記事にかけたのでかなり落ち着いたのだった。
なお、今回の怒りについては地獄のインターネットではなく、素晴らしき現実での労働での出来事だったことを付け加えておく。