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病みは自分の気持ちから~価値のありか~

ボードゲーム好きVtuberとして活動を続け、そろそろ6周年を迎えようとしています。テトランパトルと申します。以後お見知りおきくだされば幸いです。よろしくどうぞ。

今回のテーマは、「活動者、なんやかんやで病みすぎ問題」です。

「活動者」というのはカテゴリ分類としては非常に大雑把かつ粗雑で、なんでもかんでも内包しそうな抽象性あふれる代物ですが、今回述べるような特定ジャンルに限らずさまざまな分野で当てはまりそうな内容については使い勝手が良さそうではありますね。

「病み」というのもいくらでも言い換えができそうな感じではありますが、今回は精神的な落ち込みとか、自信ややる気の喪失とか、そういったメンタリティの失調についてを「病み」と表現するものと定義します。いわゆる「お気持ち」とかをバンバン表明しちゃうような精神状態になることですね。僕もしょっちゅう「病み」を感じています。自分自身からもそうですし、自分以外の活動者さんたちからも。「病み」の多い人生ですね。皆様お互い様という訳でしょうか。

しかし振り返ってみると、自分で言うのもなんですが、自らに「病み」を感じながらも、僕はSNSなどで「お気持ち」表明することは極端に少なかったような気がします。気がするだけかもしれません。でも、たぶん、おそらく、滅多にそういったことを表明してこなかったと、そう思っています。
あえて理由を付けるなら、僕自身がそういった行為について自制していたからという点と、そもそも病むほどの価値がそこにあるのだろうか、と懐疑的な姿勢でいたからという点が大きかったのかもしれません。

活動者にとって、自身の活動というのは多大なコストをかけて行われる、一種の創作活動であることがほとんどかと思われます。当然、かけたコストや、そこに入れ込んだだけの自信や熱意に見合った見返り、成果物への評価を求めたくなるでしょう。求めたくなるからこそ、期待どおりの結末とならなかったときの落胆も大きなものであろうことは想像に難くありません。
そもそも、完走しきったならまだ上等で、志半ばでさまざまな理由から挫折に至る可能性まであるわけで。温かな声援ばかりがある訳でもなく、批判に晒されることもあるでしょうし。芽生えたものもそりゃ枯れますわなといったところです。

僕もそろそろ6年活動を続けてきたことになる訳ですから、そういった経験も多々してきた……ような気がします。してなかったかも? まあ、たぶんしてました。特に最初の方は、夢と希望に満ち溢れながら、活動に自分なりに取り組んでいたと思います。動画とか、配信アーカイブとか見直すと、その頃の熱意熱量が見て取れて、なんだか面映いぐらいです。黒歴史というよりは、懐かしい思い出といった感じ。
当初思い描いていたような結果は出なくて、落ち込んだり凹んだりしましたし、新人としてのフレッシュさを失い、SNSでのインプレッション数が落ち込んだり、他者との関係性が希薄になったりもしました。夢も希望も思い通りにもほぼほぼなりませんでした。うーん。残念。
残念ではあるんですけれど、これが現実だし、現実に文句言ってもしょうがないし、飲み込んで次に行くか。というのが、僕のだいたいの思考でした。鑑みてみると、僕自身が、僕自身の活動に対して、そこまで過大な期待をしていなかったような、そんな気がしています。活動者としてはどうなんでしょうね?

つまるところ、自分自信の活動の結果や、その過程に対して、他者から評価される「価値」と、自分自身が評価する「価値」の2種類があって、それらに自分が納得できるかどうかが「病み」に繋がってくるのだと思われます。
どちらの「価値」を優先するかは人それぞれですけれど、僕は自分自身が評価する「価値」を重んじていて、活動の結果に対して納得(というよりは諦観かもしれませんが)していたから、「病み」に繋がらなかった、ということだと、そんなふうに感じています。

結局、自分以外の誰かに認めて欲しい、評価して欲しいという価値観を優先すると、他者が自分をどう評価するのか、という制御しづらい要素で自分自身の精神性を左右されるので割としんどくなっちゃうのではないでしょうか。自分自身が、定量的な観点で成果を観測して、規則に則り正確に評価していく方が、安定した活動にはつながると改めて感じました。

そんな感じで、7月25日で6周年を迎える活動者である僕ですが、自己評価を重んじる一方で他活動者さんとの関わりも復興させていかねばなーと感じておりまして。一つ宣伝をさせてください。

「ボードゲームを主軸とすることが多い」「活動者さんにとっても、視聴者さんにとっても配信の魅力を高める」という2点に意識を置いてコラボ企画などを運営しております。

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Vtuberさん、Vliverさんなど、実際に活動されている方を歓迎しております。

それでは、ご覧いただきありがとうございました。