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イシナガキクエを探しています(3):考察材料・メモ・考察

テレビ東京で放送されていた「TXQ FICTION / イシナガキクエを探しています」の考察メモ及び最終的な考察になります。
考察メモは3話について、考察は全体を通したものになります。
考察は妄想レベルの話なので読み流していただいても大丈夫です。

公式サイト

今夜の放送では #イシナガキクエを探しています で感想・情報をお待ちしております。

TXQ FICTION / イシナガキクエを探しています

※ これ以降はネタバレを含みます
  画像はすべて本編動画より引用させていただいております。

考察材料

イシナガキクエを探しています(3)

時系列に並べた番組の気になる箇所

・米原提供の写真と廃墟で見つかった画像が並べられる
 → 同一人物の可能性が高いらしい

・前回送られてきたビデオ映像が流れる
 → ビデオ映像については不確定要素が多いため状況の整理中
 → 「状況を整理して皆さまにお伝えします」

・スタジオの映像が映る
 → 司会以外誰もいない
 → 前回は生放送であることを強調するように電話対応する人がいたが、今回はいない
 → 生放送の映像なのか?

・1987年〇〇県で放送されていたローカル番組のVTRが流れる
 → 〇〇県 = 群馬県?
 → イシナガキクエを探す米原が登場、イシナガキクエについて紹介が行われる
 → 1987年なのでイシナガキクエは39~40歳(VTR内の紹介とは一致)
 → その後の音声が乱れている部分は口の動きから「行方不明になられたと言うことで」。
 → その後のピー音は口の動きから「群馬県」「桐生市」だと思われる。
 → 髪の長さが肩くらい、お話のほうが苦手(前回の紹介と一致)
 → 会えたら嬉しい
 → 音声が大きく乱れるが「何体も処理しているんです」はうっすら聞こえる(後の番組による解析結果はあってそう)
 → キクエがもうこの世にいないことを確認してほしい?

・番組によるVTRの検証
 → 乱れている音声部分は「何体も処理しているんです」「35も」「見つからないのが一番良いんですけど」
 → 35は写真の裏に書かれていた最後の数字に一致

・スタジオに戻る
 → 映像提供者は匿名
 → スタジオの司会の人のセリフが完全に意味不明。
 → このあとの映像が時系列的に番組2回目以降であることを強調したくて意味不明な台詞になっている?

・2024年5月12日の取材映像が流れる
 → これまで取材していた米原の家から遠く離れていたとテロップに記載
 → 映像内で雪が降っている。いくら山麓でも5月に雪が降らなそう。
 → 一人でお住まいなんですか?の問いに対してヘラヘラして煮えきらない回答(いい歳して独身なんですかといった意味に捉えてしまっただけにも見える)
 → ぱっと見部屋の中に干されている服に女物はないので本当に一人で住んでそう
 → 電話で流れる留守電はどうでも良さそうな内容
 → 稲垣さんの母親は仕事の内容をすべて音声で記録していたらしい
 → 耳が聞こえない(会話ができない)イシナガキクエへの対策?
 → お祓いについてスタッフから質問された際に執拗に耳たぶを触りだす稲垣さん
 → 耳たぶを触るのは不安の現れ?(諸説あり)

不安や寂しさを感じる時に耳たぶを触ることで、安心感を得ようとする

耳を触る心理とは? 触り方で分かる深層心理7選|「マイナビウーマン」

 → 異様に不自然な稲垣乙さんの写真

故:稲垣乙

・借りてきたテープの調査
 → 米原からの通話を録音した音声が再生
 → スロー再生になってる?
 → にしては喋りのスピードが普通なので、元の音声は異様な早口になってる?
 → 重要キーワード「代理人」「処置」「一体」「いつぞやは」
 → 何回か依頼を行っているようで、「処置」には「代理人」が必要
 → 代理人は米原が用意する
 → 途中音声が乱れるが何を言っているのかなどは不明
 → 録音音声は1990年以降に録音されている
 → 上の重要キーワードについては番組としては何もわからないらしい

・米原死亡時のニュースが流れる
 → ニュース映像は 2024年2月10日
 → 心霊Youtuber キラフが写真を見つけた翌日
 → 「放送時間の関係上一部お伝えできませんでした」
 → 死体の発見時刻は午前8時
 → 焼け焦げた軍手の映像が映る

番外編

・番組トップページの以下の画像に映るフンコロガシについて

フンコロガシ

再生や復活の象徴

スカラベとは? 意味や使い方 - コトバンク

稲垣さんも群馬県民(遠く離れた地域とは??)
※ 道化屍さん何度も引用失礼します。非常に参考になります。

考察

時系列

現在判明している時系列

上記、時系列には疑問点があり2024年5月12日の稲垣への取材時雪が降っていたことから実際には冬に撮影されたものであることがうかがえる。

一本目の米原取材映像では、親身になっていたスタッフたちが二本目の米原取材映像からいきなりイシナガキクエの存在を疑いだしたことから、この稲垣への取材映像は一本目の取材映像撮影時と二本目の取材映像撮影時の間にあると思われる。
時期も冬であり、矛盾点は少ない。

上記より、実際の時系列は以下のようになっていたと推測した。

推測される時系列

イシナガキクエは怪異なのか?

廃墟の写真に写っていた人物は、数字の一致からローカル番組までに米原が処理した「イシナガキクエ」であると推測できる。
また、稲垣乙への依頼内容から「イシナガキクエ」は除霊師による処置が可能なものであると推測が可能。

上記内容から現在の「イシナガキクエ」は怪異であると推測した。

ただし、生年月日等が存在する点などから最初から怪異だったわけではなく、後天的に怪異になったものと考えられる。
ローカル番組内で米原が「この世にいないことを確認してほしい」といった内容を語っていることから最後に米原が「イシナガキクエ」をみた失踪時(1969年)に怪異となったと思われる。

イシナガキクエはどういった怪異なのか

少なくとも35回処置を行っている、かつメタ的な考察にはなるが、番組のイメージ画像に映るフンコロガシ(スカラベ)に象徴される「再生・復活」よりイシナガキクエは一度処置しても何度も「復活」する怪異だと考えた。

一時的に処置するためには「代理人」が必要となることも米原の電話から推測できた。
心霊Youtuber キラフが見つけた写真に写る口に白い煙をまとった女性たちが代理人であり、あの写真に映る内容が処置の流れであると思われる。

米原が探していたものとは

米原の作成したチラシのあまりに断片的なイメージ、AIによって復元された顔を元にした捜索など、本人を探すにはあまりにも情報が足りない。
また、上記の処置の際の画像(仮)からも代理人となることができるのは若い女性でかつ失踪時のイメージに沿っている必要があると見受けられる。

よって、米原が番組やチラシ等で探していたものは「イシナガキクエ」本人ではなく、「イシナガキクエ」の処置に使用する「代理人」を探していたのではないかと思われる。

番組の目的

上記時系列からも放送前に番組側は「イシナガキクエ」が怪異の可能性を考慮していたものと思われる。
それでも放送を続けたところや、視聴者に真相を伝えようとする意思が最終回で感じられたことから単純に「イシナガキクエ」の真相を確かめたかったのではないかと考える。

米原の家を家探ししていた人たち

米原家は広大な土地を所有する林業を営む一族であったこと、一連の事件が群馬県周辺で発生している点から米原家の関わる林業関連の人物達ではないかと思われる。

また、米原の家族が病気や事故で亡くなっている点からも「イシナガキクエ」は関係する人物に不幸をもたらす可能性があり、それを防ぐために亡くなった米原の家を家探しし解決法を探していたのではないかと見受けられる。

米原が死亡した理由

散らばっていた薬品や発見された写真などから「イシナガキクエ」の処置を行っていた場所は心霊Youtuber キラフが侵入した家になると思われる。
この家に心霊Youtuber キラフが侵入した直後に米原は死亡していることから何らかの関係性があると思われる。

現状納得の行く説は考えられていないが、以下の2つが考えられる。

自殺説:キラフにより処置の場所がバラされ、世間に公表されることを恐れたもしくは「イシナガキクエ」に場所が伝わったことから絶望し自殺した説
祟り説:テレビに提出した画像は加工されたものであり、オリジナルの「イシナガキクエ」写真を誰かに見られると撮影者に祟りがあり死ぬ説

ビデオ映像に映る水中の死体

上記処置後の遺体であると思われる。
ビデオ冒頭の穏やかな雑談などから、プラスの感情で池の遺体を確認しに行ったのではないかと思われる。
遺体が見つかってプラスの感情となるのは上記の米原家関係者のみで、処置が成功しているかの確認のため撮影されたものではないかと思われる。

解決しなかったこと

・番組内で放送時間や「イシナガキクエ」の年齢などが音声と映像で異なる理由
・稲垣乙の写真が不自然な理由

以上になります。長文・乱文ご覧いただきありがとうございました。

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