ナツノクモヲワスレナイ
8月6日と8月9日になると思い出して 空を見る
その日を知る人の言葉や書物 最近出てきた映像を観て 知らないことを知るたびに
ぐっと 吐き出しそうになるのを 堪える
毎年少ししか 調べられない
あまりにも酷くて 苦しく 悲しく 虚しく なる
耐えきれなくなると
絵を描く
泣きながら絵を描いたのはいつぶりだろうか
描けると 自分は落ち着く
絵をみると その時の感情を思い出すけれど
大丈夫になっている
絵を描くことは わたしにとって 鎮静剤のような効果があるのかも
自分から 感情を切り離して みることができる
整理することができる気がする
夏の雲を忘れない という詩集 読みたい気持ちと怖いと思う気持ちと両方ある
いまはまだ 怖さが勝る
あの日と今日という日は繋がっているのだ
と 毎年 思い出している
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