【メイレビュー】12/5(Mon) 「課題発見から課題解決までを選手自ら行える! SPLYZA Teams活用法」土井寛之(株式会社SPLYZA代表)〜 #ハフコミ 隔週報 vol.43
みなさん、こんにちは! メイレビューを担当しているライターの五十嵐メイです。
毎月1回、zoomを使用して開催されるハフコミウェビナー。今月の特別講師は、株式会社SPLYZAの土井寛之さんです。
2011年に土井さんが創業した、株式会社SPLYZAが開発したのが『SPLYZA Teams』というビデオ分析アプリ。試合やトレーニングの動画を選手間で共有しながら、振り返りや分析をすることができます。
このアプリは、課題を発見するところから解決に至るまでを、選手自らが行えるということで、高校や大学の部活動を中心に20競技以上で活用されているそうです。
今回のウェビナーのテーマは「課題発見から課題解決までを選手自ら行える! SPLYZA Teams活用法」。今回はどんなお話が聞けたのでしょうか? それでは今月のメイレビュー、スタートです!
■選手自らが分析をすることで培える力
あらためて、SPLYZA Teamsについて。これは試合の動画を共有しながら、自分たちで課題解決に向けた話し合いができるアプリです。
撮影時にタグ付けすることで、見たいシーンを素早く繰り返しみることもできますし、動画を振り返りながら気がついた点を書き込むこともできて、自分の考えをチームメイトに共有することもできます。
学生のチームの中には、自分たちで分析をしているチームも多くあるとのこと。結果として、考える力を育むことができる利点もあるそうです。
今回のウェビナーに参加していて思ったのが、自分が高校生の頃にSPLYZA Teamsに出会いたかったな、ということ。
私は小学校から大学まで、バスケットボールを続けてきました。その時のことを今でも振り返りますが、自分で考えてプレーをする努力が欠けていたなと後悔することが多々あります。
もしも学生時代、今のように気軽に動画を撮影することができて、アプリで自分のプレーを分析することができていたら、もっと部活動が楽しかったのではないかと思います。
「分析」と聞くと、どうしても小難しい気がしてしまいますが、試合を振り返りながら、それぞれ気がついたことを話し合うだけでも分析になるんです。分析をしながら考える力が養えるSPLYZA Teamsは、育成年代でも重宝されそうです!
とりわけ注目したい機能は「共有」。試合や練習の動画をもとに、チームメイトに自分の考えを共有できるということは、チーム内のコミュニケーション活性にも役立ちそうだなと思いました。
■プレイヤーだけではない!『SPLYZA Teams』活用法
今回のウェビナーでは、さまざまな場面での活用方法が紹介されていました。スポーツの現場での使用例はもちろん、他にも興味深い使い方をしている方がいらっしゃるようです。
たとえば関東サッカーリーグでは、リーグ全体でSPLYZA Teamsを導入しています。また、SPLYZA Teamsを使用しているのは、現場の監督やコーチ、選手だけではありません。なんと某サポーターも、自分の応援しているクラブの試合を分析しているのだとか。
ウェビナーでは「審判の技術向上にも使えるのではないか」という意見も上がりました。試合の動画を簡単に振り返ることができるので、試合中のジャッジは正しかったのか、審判自身の試合中の立ち位置なども振り返ることができそうですね。
ウェビナーの内容が気になる方は、ぜひハフコミ会員になっていただき、ウェビナーのアーカイブで答え合わせをしてみてください!
■年内のウェビナーは終了。次回は2023年1月16日
年内のハフコミウェビナーは、今回で終了です。2022年も錚々たる方が次々と特別講師として登場してくださいました。来年は、どんな特別講師の方と出会えるのか、今からとても楽しみです! 私も来年、ハフコミで蓄えたスポーツビジネスの知識が、自分の活動にも活かせるようにできればいいなと思っています。
またハフコミでは、これ今から会員になった方でも、過去のウェビナーのアーカイブを見ることができます。過去に気になる特別講師の方がいる方、ぜひとも入会を検討してみてはいかがでしょうか。
2023年の最初のハフコミウェビナーは、1月16日の月曜日に開催。特別講師の紹介と内容は、noteやtwitterであらためて告知させていただきます。アカウントをフォローして、告知を見逃さないようにしてくださいね。
それでは来月の「メイレビュー」も、お楽しみに。良いお年を!
<この稿、了>
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