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続かない理由は「期待」するから

今回は、新しいことを続けるためには、期待を捨てて、「魔法の一手は存在しない」と自分に言い聞かせよう、という中身です。

▼Radiotalkのメリット・デメリット

さて。

音声配信をスタートしました。

今回の放送で5回目になります。

配信に使っているRadiotalkというアプリだと、「いいね」みたいなのはあるんですが、どれくらいの人に聴いてもらっているのか、正確にわかりません。

これにはメリット、デメリットがあります。

まったく聴かれていないともいえないので、やる気が下がらず、配信を続けやすい、ともいえます。

一方で、聴かれているともいえないので、やる気が上がらず、続けにくい、ともいえてしまうんです。

いずれにしても、まだ音声配信を始めたばっかりなので、聴かれているかどうかは一切気にせず、まずはとにかく一カ月間と決めて、平日毎日配信を続けてみようと思っています。

そして一カ月配信を続けてみて、このアプリは違うかも、とか思ったとしても、音声配信することが習慣になりさえすれば、ほかのアプリに変えてまた配信をいくらでもやることができます。

結局、大切なのはとにかく続けることで、続けることができていれば、かなり成功に近づけるし、続けられないのに成功することはないんです。

これは、出版社時代からずっと小説家志望者に言い続けていることだったりしますし、今、音声配信を始めて、どうにか続けようとしている自分自身に向けて言ってることだったりもします。

▼期待すると続かなくなる


では、僕らはどうして続けられないのでしょうか。

期待してしまうからなんです。

僕は少し前まで、小説家の発掘・育成の仕事をしていて、そこで小説家になりたい人とやりとりをする機会が頻繁にありましたし、そういう人をSNSでよく観察していました。

多くの小説家志望者が、わりと早い段階で、書くことを続けられなくなっていたんです。

たとえばツイッターで、「これから作家を目指します! 応援してください」みたいなことをツイートして、しばらくは小説投稿サイトに作品をアップしていても、ある時期からまったく更新をしなくなる人が、少なくないんです。

最初はやる気がすごくあったのに、なぜ続かなくなってしまうかというと、サイトに作品を投稿やツイートをしても、期待していたような評価をされなかったり、そもそも全然作品を見てもらえなかったりするからです。

そんな状態がちょっと続くと、「あれ? なんか思っていたのと全然違うぞ」とか「自信がなくなってきた」とか考えはじめて、それでやめてしまうんです。

多くの人が、自分の力を過信して、自分が何かをやったらすごいことが起こると期待してしまいます。

自分が小説を書いて公開したら、とんでもない反応が来るとか思ってしまうんです。

ただ、そんな都合のいいことは、残念ながら起きてくれません。

▼魔法の一手なんて存在しない


たしかに、期待してしまう気持ちもわかります。

ちょっとネットを探したら、うまくやって成功している人が簡単に見つかるので、「自分もすぐにああやってなれるんじゃないか」と思ってしまうもの。

1回、SNSで宣伝したら、何百、何千というフォロワーが反応する、というすごい人がいたら、「あそこまではいかなくても、自分も少しくらいは……」と期待するのは普通のことです。

ですが、そうやって期待することによって続けられなくなってしまっては元も子もありません。

とにかく続けないことには、成功することはないんです。

じゃあ、どうすればいいかといえば、「魔法の一手は存在しない」と自分に言い聞かせて、期待をせずに、地道に続けるしかないんです。

期待しないというだけで、案外続けることってできたりしますので。

僕自身、このことをすぐに忘れて、期待ばっかりしてしまうので、壁に貼っておこうかと考えているくらい大事な言葉だと思っています。

音声配信を始めたけれど、はやくもそろそろやめそうだと思い始めたので、先手を打って「魔法の一手は存在しないぞ。聴かれているかどうかは無視して、とにかく続けろ」と自分に言い聞かせるために、言語化してみました。

ということで今回は、あなたが続かないのは、期待するからだ、という話でした。

最後に、僕がプロデュースしているアイドルグループ「二百度」のアカウントはこちらです!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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