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大阪から毎週レッスンに通っていたアイドル

二百度では、メンバーに取材というかインタビューというか、いろいろ質問をして話を聞かせてもらって、それを元にして歌詞を書いています。

僕は20年近く、本の編集者としていろんな人たちにインタビューをして話を聞き、それをまとめて文章にしてきた経験があります。

それをアイドルプロデュースで活かせないかなと考え、この方式にしました。

ただ、1曲目に関しては、そうやってガッツリとメンバーの話を聞いたというより、オーディション時の面接で聞いた話を元にして、歌詞を書いています。

今回は、そんな1曲目について。


▼これからもこのままの単調な日


1曲目の歌詞を簡単に説明します。

主人公は、同じことの繰り返しみたいな単調な日々を送っています。

つまらないわけではないけれど、楽しいわけでもない。

そんな主人公がある日、身近な人から言葉をもらいます。

その言葉を受けとった主人公は、

「このまま何も始めなかったら、これからもこのままの単調な日々が待っているだけなんだ」

と気づくんです。

そして、一念発起をして大きな夢に向かって歩き出します。

でも、人生はそんなにうまくいかず……と、まだ歌詞には続きがあるんですが、最後まで歌詞を読むと、「こういう物語なのね」と感じてもらえるんじゃないでしょうか。

この、歌詞の中の「身近な人からの一言で、一念発起した」というのが、二百度メンバーの北乃夏澄の話なのです。


▼私もアイドルを目指していいんだ

「自分なんてアイドルにはとてもなれない」

そう考えて夢を諦めていた北乃が、友人から言われた何気ない一言で、「私もアイドルを目指していいんだ」と思えるようになって、オーディションに応募し、それで二百度のメンバーになったのです。

僕はその話を面接で聞いて、いい話だなあとメモっていました。

自分で自分に呪いをかけてしまっていたけれど、誰かからの一言でその呪いが解けた、という物語は、普遍性があって共感する人も多いでしょう。

そんなことを考えて歌詞に使わせてもらった、というわけです。

▼大阪から毎週通っていたアイドル


せっかくなので北乃夏澄についてもう少し書いていきます。

以前、二百度には北海道から毎週レッスンに通っていたメンバーがいると書きました。

実は北乃は、大阪から毎週、レッスンに通っていたのです。

彼女も最近、上京してこっちに住むようになりましたが、そうやって週に1回、安くない交通費を出して東京に来るという強い覚悟と決意と情熱をもってアイドル活動をしているということは、せっかくなので知ってほしいなと思い、記事に書いてみました。

11月まではメンバー6人中2人が遠くから通いだったので、なかなか集まりにくい大変な時期でしたが、いよいよ本格的に動けるようになりました。

レコーディングしたり、アーティスト写真を撮影したり、もうすぐユーチューブチャンネルを起ち上げたり、他にもいろいろやったりしながら初ライブに向けて動いていくので、今後の動向を楽しみにしていただけるとうれしいです。

ということで今回は、1曲目の歌詞についての話でした。

そんな二百度メンバーの北乃夏澄のXアカウントはこちら。
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