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正解がどれかを判断するのではなく、判断したことを正解にする
これまで2回、つんく♂さんの『凡人が天才に勝つ方法 ~自分の中の「眠れる才能」を見つけ、劇的に伸ばす45の黄金ルール~』(東洋経済新報社)の感想を書いてきました。
すごく勉強になる本だったので、今回も取り上げさせていただきます。こうやって記事に書くことで、僕自身の備忘録にもなるし、後で振り返ることもできるので。
今回の結論を先に書くと、「判断力を身につけるためには、即決して、選んだことを正解にすればいい」となります。
▼プロデュースは判断の連続。迷っていられない
さて。
つんく♂さんは本の中で、プロデュース力を高めるための必須能力の1つとして「判断力」をあげています。
【プロデューサーは責任者なので「判断力」が必要です。
「AとB、どちらの案にしますか?」「この仕事、誰に依頼しますか?」「これでOKですか?」などなど。
日々、判断の連続ともいえるので、迷っている時間はありません。】
全然つんく♂さんには遠く及ばないんですが、僕も「二百度」というアイドルグループをプロデュースしていて、本当に毎日判断、決断の連続だなと感じています。
でも、僕には判断力が欠如している気がします。
最近も、お披露目初ライブ開催の延期を決めたのですが、そこに至るまでに時間をかなり費やしてしまいました。
今年5月くらいからずっと「12月に初ライブをやる」と言い続けてオーディションをしていたこと、延期したらメンバーのモチベーションが下がることなどが不安で、なかなか「開催する!」とも「延期する!」とも決断できず、数日間、ズルズルと決定を伸ばしていたんです。
また、お昼ご飯のメニューなども、一度悩みだすとなかなか決まらないタイプで、どの店にするか、そこで何を頼むか、けっこうな頻度で迷っています。
食に対してこだわりは特にないし、何でもいいんですが、決まりません。
「チャーハンにしようかな。でも3日前に食べたか。ならあの店のパスタは……パスタの気分ではないな。あっちの店の定食でいいかな。でも店が遠いしな」
しょっちゅうこんな感じです。これも判断力不足だからなんだと思います。
▼正解を判断するのではなく、判断したことを正解にする
では、そんな判断力をどうやったら磨くことができるか?
つんく♂さんは本で、判断力を磨くには、日ごろから即決するクセをつけるのがいいといっています。
でも、
「いやいや、即決して間違ったらどうすればいいんだ? だったら多少時間をかけてでも熟考したほうがいいのでは?」
なんて思いますよね。僕は思っちゃいました。
そんな僕みたいな人間に向けて、つんく♂さんはこう書いています。
【大事なのは、判断した結果を「正解」だと裏付けていくマインドだと考えます。
「昨日はラーメン食べたし、今日は健康的に焼き魚、正解だよ」「あっちの店のほうが安かったかもしれないけれど、友人にばったり会えたから、こっちに来てよかった」などと、自分の結論を裏付けていくことは、周囲を安心に導きます。】
なるほど!
たしかに、どっちが正しいか、どの判断が正解かなんて、少なくても判断する時点ではわからない。
だとしたら、選んだこと、判断したことを「正解」にすればいい、ということ。
このマインドに転換するということは、ムチャクチャ重要な気がしたので、僕もアイドルプロデュース活動に取り入れていきます。
まずは今日のお昼から! うどんに決めました!
ということで今回は、「判断力を身につけるためには、即決して、選んだことを正解にすればいい」という話でした。
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最後にお知らせです。
僕がプロデュースしているアイドルグループ・二百度のアカウントはこちらになります。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
※画像は話題のDALL-E3で作ってみました。