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YouTubeの視聴者は、動画の内容をほとんど覚えていない!?
今回の話の結論を一言で書くと、アイドルはユーチューブで勝てる、となります。
どういう理由でそうなるのか、興味がわいた方は読み進めてみてください!
音声配信も始ました。
▼フェス形式のライブに出ないアイドル
多くの、というかほとんどのライブアイドル、地下アイドルは、フェス形式のライブに数多く出演してファンを増やしていく、という活動をしています。
ちなみにフェス形式というのは、ライブのタイムテーブルが細かく分かれていて、
14:00~14:20 アイドルA
14:20~14:40 アイドルB
14:40~15:00 アイドルC
みたいな形で、出演者がめまぐるしく変わっていくライブです。
ちなみに、このライブ出演後に物販タイムがあり、そこでチェキを売ったりして、ファンとやり取りするのが一般的です。
ライブアイドルは、この形式のライブに連日のように出演し、活動するグループが圧倒的多数だといえます。
なのですが、僕がプロデュースしているアイドルグループ「二百度」では、このフェス形式のライブに出演することは、今のところ考えておりません。
なぜなのか、というのはまた別の機会で説明しようと思いますが、じゃあ、どうやってファンを増やすのかというと、1つはユーチューブを考えています。
そして今、ユーチューブで登録者数を増やすためにどうすればいいかが書かれた本を数冊読んでいます。
そのなかで、『【超完全版】YouTube大全 6ヶ月でチャンネル登録者数を10万人にする方法』(小山竜央・KADOKAWA)という本を、とくに参考にしまくっています。
知人の優秀な編集者が編集担当した本なのですが、忖度なくいって、内容が濃いというか、ありとあらゆるノウハウがギュッとつまっていて、約400Pという分厚さですごく勉強になるんです。
なので、この本を読んで発見したことを書いていきます。
▼みな、動画の内容をほとんど覚えていない
発見というか、「えっ! そうなの?」と驚いたことなんですが、その部分を引用しますね。
あらかじめ決めておきたいことは他にもあります。それは、定番のあいさつです。
(中略)
定番のあいさつがなくてもトークはできますが、いつも決まったあいさつから始めた方がいいでしょう。
なぜなら、YouTubeの視聴者は、動画の内容をほとんど覚えていないからです。
「これから渾身の必殺コンテンツをアップするぞ」と意気込んでいる方はがっかりするかれもしれません。
しかし、これが事実です。
(中略)
ファン化した視聴者は同じ動画を10回、30回も観るのがYouTubeです。
一度観たら十分な内容の動画も同様です。
なぜそのようになるのかというと、ファン化した視聴者はノウハウではなく、出演者を観ているからです。
これがYouTubeのすごい面でもあり、恐ろしい面でもあります。
そのため、最初に3秒程度でインパクトが強いあいさつをすることが重要になります。
▼冒頭で3秒のインパクト
「動画の内容をほとんど覚えていない」とか、「何度も何度も同じ動画を観る」とか、驚きませんでしたか?
でも、思い返してみたら、僕自身もほとんど同じような気もします。あまり覚えてないし。
もちろん、記憶に残っている動画もありますが、そういう動画は、お金を出して買っていたり、覚えようと何度も見ていたり、内容をメモっていたりするものばかり。
なんとなく観ていたものなんて、まったく覚えていない!
だから、本に書かれているように、頭で3秒くらいのインパクトの強い定番あいさつが必要になる、ということ。
そういえば、ホリエモンさんが動画の冒頭で毎回、「ハローユーチューブ」って言っているのなんて、まさにこれを実行しているんだと思います。
これをどう二百度に転用できるか、考えてみましょう。
多くのアイドルグループは、「私たち~~です」というグループ紹介とともに、ちょっとしたフリがあります。
あんな感じで二百度も定番の自己紹介スタイルを作って、それを動画の冒頭に必ず入れるのがいいんじゃないかなと思っています。
それがあることで視聴者に覚えてもらえるなら、やったほうがいいに決まっています。
▼アイドルはユーチューブで勝てる?
また、「内容が観たいからではなく、出演者が好きで動画を観るのがユーチューブ」とも本に書かれていました。
そういうことなら、アイドルはユーチューブという激戦場のなかでも案外勝ち目があるんじゃないかと考えています。
なぜなら、自分のことを好きにさせる能力に長けている人こそが、アイドルとして成功できるから、です。
話がうまくまとまりませんでしたが、今回は、アイドルはユーチューブで勝てるという話でした。
まもなくユーチューブを始めるアイドル二百度のXはこちら。
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