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アイドルをめざすなら、幕の内弁当になってはいけない

櫻坂46、日向坂46、乃木坂46、AKB48などのプロデュースをてがける秋元康さん。

秋元さんはこんなことを言っています。

「記憶に残る幕の内弁当はない!」

この言葉には、アイドル志望者がアイドルになって活躍するうえで欠かせないことが含まれているんです!

「え? どういうこと?」と思った人は、最後まで読んでみて!

▼幕の内弁当では満足できない


さて。

幕の内弁当って、どんなものがイメージつきますか?

幕の内弁当とは、おもに白いご飯と一緒に、鮭や唐揚げ、卵焼き、ひじき、漬物、煮物などが少しずつ入ったお弁当のこと。

一言でいうなら、「いろんなおかずが少しずつ盛り込まれている」ということ。


では、どうして幕の内弁当は記憶に残らないのでしょうか?

それはまさに「いろんなおかずが少しずつ盛り込まれている」ことが原因!

言い方は悪いかもしれないけど、幕の内弁当に入っているおかずって、どれも「ムチャクチャ美味しい!」というほどじゃないし、量も中途ハンパにしか入っていないから、満足できない。

満足したい人は、たとえば鮭が好きなら鮭弁当唐揚げが好きなら唐揚げ弁当を選ぶはず!

だから幕の内弁当を選ぶときって、「絶対に幕の内弁当を食べたい!」というよりも、「まあ、幕の内弁当でいいかな」という気持ちで選ぶことが多い!

そんなお弁当が記憶に残るはずがないんですよね。

▼全部60点のアイドルは推してもらえない


また、「記憶に残る幕の内弁当はない」というのは、「幕の内弁当推しの人はいない」といいかえることもできます。

これをアイドルに置き換えてみるとどうでしょう?

幕の内弁当は、歌もダンスもトークも外見も全部60点くらいの中途ハンバなアイドル。

一方、鮭弁当や唐揚げ弁当は、ダンスは100点だけど、歌やトークが30点や40点のアイドル。

どっちのほうが活躍しそう? オーディションを受かりそう? 記憶に残りそう? ファンに推してもらえそう?

当然、後者の鮭弁当や唐揚げ弁当みたいなアイドルのはず!

あなたの大好きなアイドルを思い出してみてください。


そのアイドルは、何かはすごい魅力を持っているんだけど、ほかの何かはからっきしダメな子なんじゃないですか?

歌がすごいけどトークは全然とか、トークは最高におもしろいけどダンスはヘタクソ、とか。

あなたが大好きなアイドルは、なんでもそこそこできている、幕の内弁当みたいな子じゃないはず!

▼中途ハンパは絶対にNG!


この点をしっかりと理解しておかないと、アイドルになるのも、活躍するのも難しくなってしまう。

アイドルをめざす人の多くは、自分自身は鮭弁当みたいなアイドルが好きなのに、なぜか幕の内弁当みたいなアイドルを目指しがちです

自分の個性も見つけないし、魅力を伸ばそうともしないで、ダンスも歌もトークも外見も、どれも中途ハンパ。

でも、ここまで説明したように、そんなアイドルは記憶に残らないし、オーディションにも合格できないし、アイドルになれても推してもらえない。

そうならないためにも、1つだけでいいから自分だけの武器を見つけて、そこを徹底的に磨き上げて、鮭弁当や唐揚げ弁当になる努力をするしかない!


ということで今回は、「アイドルを目指すなら、幕の内弁当になってはいけない」という話でした!

これから何度も何度も、秋元康さんの「記憶に残る幕の内弁当はない」って言葉を思い出してください。

日本一のアイドルプロデューサーの言葉なんだから、間違いない!

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!

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