アイドルになりたいなら、100円でもいいからお金を払って学ぼう
アイドルをめざしているみなさん、地下アイドルのみなさん、こんにちわ! 編集者のてて160といいます。
「アイドルになりたい!」「活躍したい!」という人に向けて、発信しています!
今回は、「本気で勉強をして、アイドルになりたい!」という人に向けて書いています。
結論を最初に一言でまとめると、「アイドルになりたい熱い気持ちがあるなら、『お金を払って』ダンスや歌の勉強をしよう!」ということ。
「お金を払わないとダメなの? ならいいや」と思ったかもしれないけど、最後まで読んでくれればその意味もわかるはず!
▼タダのイチゴと1万円のイチゴの違いとは?
ユーチューブを探せば、歌やダンスをどうしたらうまくなれるかについて、たくさん見つけることができます。
しかも、そのほとんどは無料!
にもかかわらず、僕は「お金を払って学ぶ」ことをオススメします。
なぜ? お金を払うと何がいいの?
その答えは、「自分のお金を払うことで緊張感や切迫感が高まって、もっともっと本気で身につけようとする」から!
ちょっと想像してみてください。
タダでもらったイチゴと、自分で買った1粒1万円のイチゴ。
どちらも同じように食べますか?
違うでしょう!
タダでもらったイチゴは、パクリと口に入れて数回かんで、「ああ、美味しいな」と思ってすぐに飲み込むでしょう。
でも、自分で買った1粒1万円のイチゴは?
まずじっくり見た目を確認して、半分くらい口に入れて、何度もかんで、しっかり味わって、「これが1粒1万円のイチゴの味かあ……やっぱり美味しいし、いつものとは全然ちがうなあ」なんていうように、徹底的にそのイチゴを楽しもうとするはず!
間違っても、タダのイチゴと同じように食べたりしない!
これは、自分のお金を出すことによって、「もったいないから、絶対に元をとってやる!」という想いが芽生えるから。
この想いを利用することで、みなさんはググっとアイドルに近づけるんです!
●CDをタダでもらっていたら、ファンじゃなくなった……
きっとここまで読んで、
「私はモチベーションが高いから、タダのものからだって勉強できるし、大丈夫だよ」
と考えたアイドル志望の人もきっといるはず。
そういう人には、
「いやいや! いくらモチベーションが高くても、自分のお金を払って身銭を切ることで、より一層、学べることがあるよ」
と言いたいですね。
ということでここから、僕の昔の体験談を書きますね。
タダで学ぼうとしたことで、結果的にやる気がなくなってしまった、という残念な話。
さて。
ぼくが出版社につとめて小説の編集者をやっていたころのこと。
15年くらい前、たまたまラジオから流れてきた曲がきっかけで、ある女性シンガーソングライターのファンになりました。
まだネット配信もサブスクもなくて、曲を聴くにはCDを買うしかなかった時代です。
彼女がリリースしたCDはもちろん発売日に買ってヘビロテ。ライブにもしばしば足を運んでいました。
「この人に小説を書いてほしい!」
いつからかそう考えるようようになり、事務所に企画書を送ったり、マネージャーと打ち合わせをしたりするうちに、ライブ後の打ち上げに参加したり、たまにメールのやりとりをしたり、歌詞についての相談を受けたりするようになり、本人とも仲良くなりました。
その後、ある時から、リリースされるCDを無料でもらったり、ライブもチケットを買わなくても招待枠で席を用意してくれたりするように。
結果、彼女のCDやライブチケットにお金を使うことがなくなったんです。
「ラッキー!」
当時、僕はまだ20代で給料も少なかったので、お金を払わなくてすむことを幸運だと思っていました。
でも、そんな状態が1年くらい続いたころでしょうか。
ふと気づいたことがありました。
「アレ? 彼女の曲を全然聴きこまなくなったし、ライブに行くのも以前ほど楽しみじゃない。ぼくは昔ほど、彼女のファンじゃなくなったのかも。なんでだ?」
なぜなのかを考えても、曲がダメになったとか、ライブがつまらなくなったとかではない。
その答えは、自分でお金を払わなくなったことで、「ここから何かを得られなくても別にいいや」と考えるようになってしまったこと!
なのでそれ以降、CDをもらっても、同じCDを自腹で買い、ライブチケットを用意してもらうのとは別に、自分でチケットを購入するようにしました。
ようするに、昔のようにお金を払うことにしたんです!
すると、どうなったか?
また以前のようにCDを聴きこむようになり、ライブも何週間も前から楽しみになりました。
昔と同じくらい熱いファンに戻れた!
その後、彼女の本は出せたのかというと……。
もう少しで出版できるというところまではこぎつけたのに、僕がいた出版社の都合でその話は立ち消え、彼女は別の出版社から本を出し、僕はその本を書店で見つけ、ちょっと泣いたという……。
▼図書館にある本を買って読んでみよう
さて!
お金を払うのと払わないのとで、どれだけ違うのか、なんとなく伝わったかなと思います。
あとは実際に、お金を払って体験してみるのがベスト!
もちろん、いきなり何千円、何万円を出す必要はない。
なのでたとえば、アイドルをめざすみなさんなら、こんな本を買ってみてはどうでしょう?
『アイドルになりたい!』
前に読んだけど、ムチャクチャいいこと書いてあって勉強になるから!
多分、みなさんの近所の図書館に置いてあるから、無料で読めると思うけれど、あえて900円くらい払って買ってみることをオススメします!
ということで今回は、本気で勉強したいなら、自分のお金を払ったほうが何倍も身につくよ、という話をさせていただきました。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
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