太宰治『津軽』

わたしの嫌いな小説家の最高傑作



戦争末期
高等遊民の「私」が故郷を再訪する

その中に「私は愛の伝道者」という言葉がある
あの時代にそれを言うか

女たらしのくせに骨がある


愛が溢れかえる今

蘇ったとしても
太宰は
口が裂けても
愛と言わないと思う

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