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アップル純正ジャーナルアプリが想像以上に良かった件
Appleのデバイスの作り込み、こだわりがすごいというのは皆さん承知のことだろうと思うが、ソフトウェアに関しても純正らしからぬ作り込みの良さを発揮してかなり活躍してくれるものが多い。ここまでプリインストールアプリが使いやすい製品もなかなかないのではないだろうか。
私は普段からメモやヘルスケア、カレンダー、マップなどの純正アプリを使っているが、最近ジャーナルというアプリの良さに気づいた。精神衛生面でのメリットが結構大きかったので簡単に語っていこうと思う。
そもそも私はiPhoneを使い始めて結構経つがジャーナルアプリの存在に気づいていたわけではなかった。何となくあまり使わないアプリの中にひっそりと佇んでいたのだが、とあるYouTuberさんの動画がきっかけで存在を認知し使ってみることにしたのだ。
ジャーナルはいわば日記で、日々あったことを記録していくものである。かなりシンプルな内容なのでアプリのUIもわかりやすく、+ボタンをタップすれば日記を書き込むことができる。手書きの日記に比べたら格段に手間が省ける上、どこでも思い付いたら日々の思ったことを何でも書けるわけだ。
私は普通の学生に比べたら人間関係が希薄である。大学との距離の問題もあるが、人並み弱くらいの付き合いしかない。そのため1人であらゆるところへ出向く能力だけがスクスク育ったのだが、そうなると気になるのが自分を客観視できる視点を失うということである。全くないわけではないが日常的にあるかと言われればそうでもない。加えて、日常のちょっとした引っ掛かりやつい考えてしまう悪いことが心の中に溜まってしまう。そんな時に役立つのがジャーナルである。
人間時間が経てば考えや思考回路も若干変化してくるものだが、それを利用して少しでも自分を客観的な目線に近いところから見て、逐一思考、行動の中に反省点を取り入れていく。
様々なことを書き出して自分の頭の中にだけ留めるようにしない。
大袈裟かもしれないがこれがかなり精神衛生的に良かった。自分の中でモヤモヤ反復していたものが解消され、心が軽くなった感覚があるのだ。思っていること、出来事を可視化することによって心の負担を軽減できる。これは便利だろう。
私のような人間は少数派だろうから、その他の方々向けにもいいところをあげるとするならば、手書き日記の代替手段になることや、日記が続かないという人がとっつきやすいといった点だろうか。何にしろ、手軽な日記、思考整理アプリとしてかなり優秀なのは間違いない。
ヘルスケアとの連携もできるので、体調や運動の記録なども同時に行える。
アップル純正のアプリはどれも完成度が高く、日常的に使っていく上で十分すぎるほどである。特に私はジャーナルアプリに惹かれて今回少しばかり記事を書いてみた。
日記を手軽に始めたい人、心の中のモヤモヤを言語化してスッキリしたい人、ジャーナルを初めてみるのはいかがだろうか。