ギャラクシールド解説記事②
はてなブログにて『てすとぷれいやー』という名前で記事を書いてましたが、noteでの投稿に興味があったので今回はこちらで投稿します。
http://testplayergg.hatenablog.jp/
自分のことを知らないという人が多いと思いますので、改めまして自己紹介のほうから
HN:しんま
プレイヤー兼コレクター
8期認定ジャッジ
プレイ歴:約17年
活動地域:大分県
入賞:以下画像一覧。積極的に参加するタイプではありません。
前回のギャラクシールド解説では、デッキリストの調整過程と少しのプレイングを記述しましたが、今回の記事では主にプレイングを中心に記述します。
12月の殿堂発表でパラノーマルが規制されそうなので需要があるうちに出しておこうと考えました。
↓前回執筆したギャラクシールド記事で、リスト変更の流れを読むことができます。
http://testplayergg.hatenablog.jp/entry/2020/10/12/200645
入賞したわけでもないので、以下全文無料で読めます。拙い文書ですが、最後までお付き合いください。
概要
前回の記事でも述べましたが、このデッキの勝ちパターンは2つあります。
1つは、2種以上のメタカードにより相手の行動を縛り2、3ターンクロックで勝利を目指すプラン。例えるならクロックが遅いロージアダンテ。メタカードが1種しかない状態で、安易に攻撃すると突破される可能性が高いので注意が必要です。
もう1つは、ミラーマッチ・回転の早いデッキ等に行うLO狙いの耐久プラン。
かなり時間を要するゲームプランなので、行う場合はしっかりと練習を積み、CSルールの確認した上で行ってください。なにも知らない状態でこのプレイをするのは制限時間を超える試合になり、テロに近いのでやめましょう。練習をする場合は、同じプレイヤーだけだと思考が狭まるので、様々なプレイヤーと試合を行い知識と経験を積みましょう。
さて、ギャラクシールドと言っても幾つかの型が存在するのでまずはその紹介をします。
純型
デッキの半分が自由枠で、環境に合わせ構築ができるのが特徴です。他の型と違いテンプレートのような動きがなく、その場に必要な一手を考えなければならないので使用するのに知識を必要とします。
2、3ターン目はメタカードをプレイし、4ターン目から表向き追加の動きをするので少々遅めです。
純型に限ったことではないですが、デッキの枠が全然足りなくサイドボードがほしい。
Wave型
※『偉大なる無駄』が呪文枠でwaveで唱えることができる呪文が10枚程あるのが理想です。呪文の候補としては十・二・神・騎、ファイナルストップ、オリオティスジャッジ等があげられます。
この型の特徴として、waveによる打点形成とファイナルストップ連打による呪文ロックを得意とします。呪文を駆使して戦うコンボ・コントロールのようなデッキには有利ですが、ドラグナー・赤白レッドゾーンのようなアグロ系のデッキにはメタが刺さりにくい印象があります。
ジョー星を展開した際に、こちらのGR出力が下がり基本バニラスペックしか出なくなります。それを考え、GRをマナドライブジョーカーズに固めるという手もありますが、マナにジョー星を埋めないと何もしないので強いとは言い切れません。ジョー星が必須な環境では厳しいかもしれません。
ヘブフォ型
※『4月』が4コス以下クリーチャー枠です。ヘブフォから出せるのがエメラルだけというのは弱く、枠の無駄なので最低でも8枚は欲しいです。
このタイプはヘブフォ+エメラル+楯騎士という最強の動きがありますが、よく考えてみてください。
ギャラクシールドはロングゲームを得意とするデッキタイプです。しかし、ヘブフォというカードは2・3ターン目しか価値がなく、Sトリガーとして期待はできないでしょう。4ターン目でできる動きを無理矢理2・3ターン目に行い勝ちにいく意味はこのデッキにはないと考えます。むしろデッキのスロットを大きく割くため正しい選択とは言えないでしょう。
自分も最初の頃は、高速環境だから速度を合わせるためにヘブフォ型を使用していました。あと1パーツ足りないということが多い、後半においてヘブフォが弱すぎる、受けが弱いなどの理由でリストの限界を感じ、純型に変更しました。
要約しますと、
・純型…構築の自由度が高いが初動が遅めで、知識を要する。
・Wave型…打点形成に優れているが、自分のパルテノン・ジョー星に苦しむ。
・ヘブフォ型…手札に揃えば強いが、安定性に欠ける。
後述しますが、ギャラクシールドミラーはとにかく長い。制限時間を越えると両敗になるので、お互いのために投了するという選択をしてほしいです。投了したほうがいいは下記の動画で説明されてるので目を通しておくとよいかと。間違っても相手に投了を要求するのは辞めましょう。
メインデッキ
DGーパルテノン~龍が創り出される地~×3
奇石ミクセル/ジャミングチャフ ×3
希望のジョー星 ×3
十・二・神・騎 ×3
龍脈術 落城の計 ×1
護天!銀河MAX ×4
『策略のエメラル』 ×4
龍素記号Xfクローチェフオーコ ×2
天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ ×1
『雷光の聖騎士』 ×3
凄惨なる牙 パラノーマル ×4
『光魔の鎧』 ×4
残虐覇王デスカール/ロストソウル ×1
『絶対の楯騎士』×4
~以下 デッキ割合~
・光文明…19枚 ・水文明…21枚
・闇文明…5枚 ・無色…6枚
・多色(光・水)…11枚
・クリーチャー…25枚 ・呪文…13枚
・フィールド…6枚 ・Sトリガー…9枚
このリストでテンプレートと違うのは、以下の3枚でしょう。
龍脈術 落城の計
天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ
残虐覇王デスカール/ロストソウル
龍脈術 落城の計
・対ドラグナー…クリーチャー・閣・龍世界の除去。
・対カリヤドネ…自身のクローチェを戻す。
・対ギャラクシールド…自身のクローチェ・エメラルを戻す。
・対ヴァイカー・レッドゾーン…クリーチャー除去。
と現環境に腐る対面がないカードです。相手のクリーチャー除去として使うのはあまり強くはないですが、1:1交換は成立するため損をすることはありません。このカードの一番の強みは自身のクリーチャーの使い回しにあり、エメラル・クローチェを無限にプレイできるためLOすることはなく突破されることのないシールドを作り上げることができます。
以前リストとプレイングを教えたいろは君が入賞した際は、2枚と厚く採用していました。
1枚に減らした理由は、2枚は多いと感じたからです。トリガーとしての期待値の低さ、閣等のカードの除去、自身のクリーチャー使い回した後に手札にあると邪魔だと思うことが多かったです。
天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ
KDF5thでコチョウさんが採用していたカードです。
主な役割としては、相手のクリーチャーの攻撃阻止、表向きのシールドを減らすの2点です。
1つ目は、攻撃してくるデッキタイプにプレイすることができれば実質追加ターンカードとして活躍することができます。
2つ目は、表向きのシールドを裏向きにするので相手の判断材料を減らすことができミスプレイイングを誘うことができます。また、相手のサッヴァークを弱くすることもできます。
いろは君にリストを教えた際、「純愛の紅」というカードを採用していました。このカードは、レッドゾーン、キュラックス、ゲンムエンペラー等早い段階に出てくるカードの動きを止める役割と、ミラーにおいての自爆特攻の的を作るカードでした。
最近では、ドロマーオーラが増えてきておりダイヤモンドソードからの御嶺+他GRクリーチャーによる過剰打点を抑えるのが難しく、「純愛の紅」の活躍が期待できないと感じることが多くなりました。
また、閣ループの裁定変更によりドラグナーの減少してきておりギャラクシールドが増加すると考えたため「天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ」に変更することに決めました。
残虐覇王デスカール/ロストソウル
フリーで遊んでいる時にせいが君が「ミラーマッチはめんどくさいから自分ならロストソウルをいれる」という発言があり、実際に試してみたら強かった1枚です。ミラー・コンボ・ミッドレンジ用のカードです。このカードが意識されていないだけあり、通りがかなりよいです。
ロストソウル側だけでなく、残虐覇王デスカールとして使うことがあります。タップ能力を使えば攻撃の的になってしまいますが、天地ヲ別ツ龍断ノ裁キを発動することができるので簡単に面をとることはできません。
リースヴァイカーやデッドダムド、バーンメアが増えてきた場合は、ロストソウルでは遅いので「絶望と反魂と滅殺の決断」に変更したほうがよいでしょう。相手のメタクリーチャーの除去、ハンデスとして活用することができます。
不採用カード
煌龍サッヴァーク
要点:対ミラー用カード。
結果:ギャラクシールドミラーを練習していて思ったことは、サッヴァークの効果は負けに直結しないからどうでもいいというのが結論でした。
後述しますが、こちらはパラノーマルを使用しないためサッヴァークの耐性効果はほぼ機能せず、ドラゴンWBは山を減らしLOに近づくためこの効果は意味をなしません。横に並べられ攻撃をしかけられても山を固定していればいくらでも耐久することができます。また、カード除去したいのであれば落城で間に合っています。
言葉は悪いですが、下手なギャラクシールドプレイヤー殺しカードだと感じました。
一応、相手の楯騎士をシールドに送りLOを狙うプランもありますが、いくらでもケアできるのでこちらも機能しません。
仮にミラー強かったとして、現環境にプレイして強い対面がミラーしかないカードが必要でしょうか。
聖霊王アルファディオス
要点: 聖騎士を進化元としたフィニッシャー枠。ジョー星があればお互いに何もプレイできなくなります。ギャラクシールドの効果によってシールドに置くことはできるので、ダメージレースで負けることはありません。
結果:10マナと重いためプレイする前に盤面が完成しており、オーバーキル要素でしかありません。唯一強いと感じたのはギャラクシールドミラー戦でこちらの山が多いときにプレイし、相手のクローチェを出させずにLOさせるプレイくらいでした。
オリオティスジャッジ
要点:ヘブフォが搭載されたデッキへのメタカード。
結果:以前のドラグナーがデッドマンからのドラグハートの横展開を基盤としていた時期は、唱えれば2、3ターンは自由に動ける時間を稼ぐことができるカードでした。しかし、現環境ではこのカードだけでは閣からの展開を止めることができないため必要性は薄いと考えます。
11月に発売される『蒼龍革命』によって、革命チェンジギミックのデッキが環境に現れるようであれば投入してもいいと思います。
堕呪エアヴォ
要点:自身のサッヴァーク使い回し。
結果:サッヴァークを使い回すという点で採用してみましたが、上記にも記載したがそもそもサッヴァークをプレイして強い対面のほうが少ないです。また、4マナというのが弱く落城でない理由がありませんでした。
ゼロの秘技ニヤリーゲット
要点:0マナ3ドロー。
結果:このカードとジョー星のセットが揃えば強いのですが、ジョー星が引けない段階での腐り方が異常でした。一応手打ちすればジョー星、パルテノンが捲れ手札が増える可能性はありますが、4マナ支払ってやる動きではありません。このようなジョー星完全依存のカードは弱いです。ジョー星が無くてもプレイでき、相手のプレイを狭めれるカードが望ましいです。
零
要点:ハンデスと破壊効果でテンポをとる。
結果:サッヴァーク、プロギガを貫通できるのは評価できましたが、除去するのタイミングが遅くパワードブレイカーが弱いため不採用となりました。
∞龍ゲンムエンペラー
要点:出せればカリヤドネ、ドラグナー、ヴァイカーなど有利なゲーム展開をすることがでる。
結果:問題なのはこの出せればという点。ギャラクシールドでクリーチャーを4体展開していて、ムゲンクライム4を発動できる余裕がある時点で勝っているため必要性を感じませんでした。ムゲンクライムを発動させやすくするため、「♪君は煌銀河の正義を見たか?」を採用することを考えましたが、そもそも「♪君は煌銀河の正義を見たか?」が6マナを支払ってプレイするような価値はギャラクシールドにはありませんでした。
DG~裁キノ刻~
要点:ドラグナーの閣メタ。
結果:蒼型のドラグナーにはある程度有効でしたが、母数が多いラッカドラグナーには無力に等しかったので抜きました。プレイしてもヒビキ召喚グリージーホーン装備侵略デッドマンもしくは相殺と簡単に面を取られてしまいます。
かなりピンポイントなメタカードなので、環境を見て採用するのがよいでしょう。
各対面プレイング
環境上位のドラグナー、カリヤドネ、ギャラクシールドについて解説します。デッキメーカーの画像を使用しますが、1枚に収めると画質が悪くなるので分割して掲載することにしました。ご了承ください。
対ドラグナー
スパー用リスト
蒼型ドラグナー
※スペルデルフィンの枠は、超絶ラッシュ・ロジックサークルを入れ替えテストプレイしていました。
先手2ターン目ヘブフォヒビキは割り切りで、嘆いたり落ち込むのは時間の無駄です。これに関してはどうすることもできません。
ラッカ型と違い同時に2体以上のドラゴンを1ターンに展開することが得意なデッキではないので、ジョー星1枚で黙り混むので展開できるとかなり楽なゲームをすることができます。
試合としてはどちらかの動きが早いかという内容になります。相手の捲りが先か、こちらのメタが間に合うか。蒼ドラグナーに対してのメタカードは、ミクセル・ジョー星・パラノーマルです。
※現在の裁定では、ミクセルではゲンムエンペラーを除去することはできません。
勝ちパターン
①ミクセルやジョー星、パラノーマルが間に合う。
負けパターン
①閣からボーラスが出てくる。
②ゲンムエンペラーの攻撃に対しトリガーなし。
ゲンムエンペラーは盾から光魔の鎧がトリガーすればゲームプランを作りやすいですが、ニコルボーラスだと全てのリソースを持っていかれるため出されるとかなり厳しいです。
スペルデルフィンは捲られると強いのですが、手札に来た時にはプレイできないため弱い。呪文からの展開の安定性をあげるのであれば、ロジックサークル、メタクリーチャーを破壊したいなら超絶ラッシュという感じでした。ジョー星が効かないブレスト型が増えるのであれば、龍世界の除去として落城を増やす選択肢も出てきます。
ラッカドラグナー
勝ちパターン
①ジョー星、パルテノンを展開できる。
負けパターン
①閣ループ。
➁デッドマンからのドラグハート展開。
ラッカドラグナーの特徴は、デッドマンを採用しているのでジョー星・パラノーマルを展開しても詰まないことです。
裁定変更により閣ループができなくなりました。これにより負け筋の一つであったCode:1059プレイ閣龍解からの閣ループプランが消えました。
ルール変更後の対戦データがないためこドラグナー対面はこの程度で終わりにしたいと思います。記事を書いている時に裁定変更があったのでめっちゃ困った。
対カリヤドネ
スパー用リスト
まずパルテノン、クローチェ、チャフが入っているから楽に勝てる対面であるという考えを捨てることです。デッキの安定性においてはカリヤドネのほうが高く、1ターンにプレイできる手数も違うためやや不利な立ち位置です。パルテノンが複数あっても負けるし、クローチェやチャフしても負けます。
そして基本的にギャラクシールド側は引きゲーであること。攻撃してこないカリヤドネのようなコンボデッキ相手に対し、このデッキは不要札がありすぎます。
~不要札~
パラノーマル…4枚置かないと役割がなく、4枚あったとしてもループはできるので関係ありません。
ジョー星…相手の動きをスムーズにしてしまうだけのカード。
光魔の鎧…カリヤドネが攻撃してくる時は、ラッキーナンバーでプレイを止められているので意味がありません。
聖騎士…光魔の鎧と似ていて、攻撃されている時点で負けておりシールド送りにする効果も期待できません。
これらのカードは、カリヤドネに対しては何の仕事もしないので、引かないのが第一段階です。
勝ちパターン
①チャフで呪文を止め、殴りきる。
②ロストソウルを唱え、クローチェをプレイする。
負けパターン
①クロスや除去によって全てのクローチェが墓地にいく。
②ディール『5』宣言により、メタが機能しなくなる。
③メタが引けない。
④落城でメタ貫通される。
試合の鍵はクローチェであり、プレイするだけで1ターンは確実に延命できます。これを落城での使い回し、チャフプレイによって実質追加ターンを持ち要りながら攻撃していきます。
あとはカリヤドネ側の理解度が物を言います。
最近はZEROハンド入りのリストが減ってきてはいますが、警戒すべき点です。
クローチェを破壊され、残りの1枚をクロスで落とされ負けるパターンがあります。今のギャラクシールドテンプレートには落城が入っていないため除去されにくいですが、ケアはしなくてはなりません。例えば、楯騎士が出てくるタイミングと合わせプレイし楯騎士を破壊させる、プレイしたクローチェを落城で即戻す等。
十二神騎・楯騎士の効果を発動できる状況の時、クローチェを先にプレイするか後にプレイするかを考える必要があります。
例えば、
相手
墓地:5枚以上
自分
盾:5
手札: クローチェ・銀河MAX・楯騎士
墓地:パラノーマル・十二神騎×2・聖騎士・落城・銀河MAX
の時にクローチェをプレイする順番はどうなるでしょうか?
答えは楯騎士の後です。
墓地にあるカードに欲しいカードは落城くらいしかなく、デッキにはチャフ・パルテノン等欲しいカードが多いです。この状況で、先にクローチェをプレイしてしまうと不要札がデッキに戻ってしまい、楯騎士の効果でいらないカードを引いてしまうからです。
不要札を引く確率が低いうちに楯騎士の効果を使用したほうが勝ちに近付きます。
余談ではありますが、カリヤドネ側が先行1ターン目にクロスプレイした時デッキの上2枚ともクローチェでデッキ回復手段がなくなり、実質先行1キルをされたことがあります。気を付けましょう( )
対ギャラクシールド
スパー用リスト
最初のほうで述べた通り様々なデッキタイプがあるのでリストを複数用意しました。
1.へブフォ型
2.純型
3.wave型
ヘブフォ型はシャッフがめんどうではありましたが、プレイ後の動き続かないのが弱く、ギャラクシールドミラーには不要札が多く戦いやすいリストでした。先行2ターン目、ヘブフォエメラル楯騎士を決められた試合もありましたが、トリガーでいくらでもカウンターできました。
純型が対戦していてロングゲームになりやすく一番面倒でした。サンプルデッキリスト以外にも入賞していた純型のギャラクシールドと対戦してみましたが、落城・龍断が搭載されていないためロングゲームをした場合こちらのリストのほうが有利に試合展開をすることができました。
wave型はwaveによってアタッカーが増えるものの、効果自体は一切効かず、脅威だとは感じることはありませんでした。この対面にはパラノーマルを1枚はキープするということを意識しておけば、負けることは少なかったです。
勝ちパターン
①耐えてLO。
②相手のエメラル全て盾に送る。
③ビートプランで殴りきる。
負けパターン
①耐えられてLO。
②相手のエメラル全て盾に送られる。
③ビートプランで殴りきられる。
ミラーマッチは、いかに早く強いシールド・デッキを構築できるかの勝負でありエメラル、十二神騎を使い回しながらデッキから不要札を減らしていきます。
~必要札~
楯騎士
エメラル
落城
光魔の鎧
チャフ
龍断ノ裁キ
クローチェ
~不要札~
パラノーマル
パルテノン
ジョー星
目標とする盤面
デッキ:不要札が1枚もない
シールド:光魔の鎧3枚以上、銀河MAX1枚以上
※光魔の鎧はシールドに1枚あれば他は手札にあってもいいですが、邪魔なのでシールドに置いておいたほうが得です。
十二神騎でのサーチ順位は楯騎士>不要札>必要札の順です。不要札のサーチ順位が高い理由はマナチャージの存在があるからです。ミラーマッチにおいて最低でも10マナ。12マナ以上あるとなお良いです。
聖騎士のことを考えてマナをチャージせず、手札を大量に抱えるプレイをする方がかなり多かったですが、そのプレイは危険です。まずプレイの手数で負けてじり貧になりやすくなり、相手の攻撃を防いだ後にクローチェでデッキ回復を行いと不要札が山札に大量に残ってしまい楯騎士の効果が弱まってしまい結果シールドもろくなり攻撃が通りやすくなってしまいます。
10マナ展開パターン
・(3)落城+(2)十二神騎+(5)チャフ
・(4)エメラルor銀河MAX+(6)龍断ノ裁キ
12マナ展開パターン
・(4)エメラルor銀河MAX+(6)龍断ノ裁キ+(2)十二神騎
・(2)十二神騎+(5)チャフ+(4)エメラルor銀河MAX
必要札をサーチしてしまうとマナを置くというアクションができなくなり、ゲームスピードが遅れます。また、不要札を先に消しておくことでドローの期待値をあげることができます。
パラノーマル使用法
ギャラクシールドミラーでは、パラノーマルを表向きで置くとこちら側が損をします。置くとしてもエメラルで即回収できる状態でしかやってはいけません。
上記で述べた通り、ミラーはいかに早く強いデッキ、シールドが作れるかが勝敗の鍵です。その中でも、エメラルというカードはシールドを強化するとともに、手札交換、増えすぎたシールドを減らす、相手の聖騎士によって埋められたカードの回収…等様々な役割があり、エメラルをどれだけプレイできるかが重要です。本来エメラルを使い回すのであれば、自爆特効をしたり落城でバウンスするのだがパラノーマルがあるとこのプレイをする必要がありません。言ってしまえば相手のプレイ援助をしているようなものです。
さらに複数枚置くと、クローチェや聖騎士までもが簡単に使い回せるようになってしまうため危険です。そして、相手がサッヴァークをプレイしてくるとこちらの表向きのシールドにが全て破壊されてしまいます。
置くメリットよりも、置かないメリットのほうが多いのです。基本的にマナチャージするか、7マナ7000アタッカーとして使用するしかありません。
対サッヴァークプレイ
バトルゾーンに楯騎士を残すとサッヴァークにより表向きで追加され、表向きで追加された時とバトルゾーンに出た時の効果で合計4枚デッキを減らします。自分のデッキが5枚以下の時は、楯騎士をバトルゾーンに残さない。これを意識するだけでいいです。
ドラゴンWBにより、攻撃するとデッキを減らしてしまうため基本的に攻撃してこないクリーチャーであり、あとは自軍に耐性を付与するだけのカードです。自爆特効によるシールド破壊に気を付け、攻撃ブロックをするようにしましょう。
《攻撃プラン》
1.アグロプラン
相手が楯騎士を引けず、こちらがエメラル楯騎士楯騎士ができた時だけ成立するプランです。
チャフにより銀河MAXを止め、光魔の鎧しか使いようにし攻撃していく。ロストソウルを採用しているリストなので、攻撃した次のターンで全ハンデスを狙うことができます。
2.ロストソウルビート
上記のアグロプランとは違いロングゲーム用で一番行うプレイです。ロストソウルにより、相手の聖騎士・銀河MAX・光魔の鎧すべてを無効にできるので龍断ノ裁キで盤面をこじ開け攻撃します。
勝ち方としては非常に分かりやすいのですが、デッキの固定を行わないとできないので時間はかかります。
《耐久プラン》
1.チャフループ
こちらは落城の採用によりLOすることはあり得ないので徹底的に耐久する動きになります。
~必要札~
光魔の鎧×3枚以上
銀河MAX×2枚以上
エメラル×2枚以上
チャフ×2枚以上
楯騎士
聖騎士
龍断ノ裁キ
光魔→光魔→MAX→MAX…
という風に上記のカードを使い回し耐久します。墓地に送られたMAX、光魔をクローチェで、デッキに戻し楯騎士でリソース回復。
これにより無限にシールドを作り出すことができます。
チャフ唱えることにより、相手が呪文をプレイすることにより墓地を増やす動きをさせない。相手クリーチャーをブロックする際は、バトルに負けるか相殺のみが望ましいです。こちら側がバトルに勝ってしまうと、自爆特効できる的を作ってしまい相手の墓地を増やしてしまいます。
銀河MAXより光魔の鎧が重要なのはチャフの存在です。チャフに無効化されないブロッカー。1枚で3打点止めることができるので、ミラーとは言えマナに置くべきカードではありません。
このプランにパルテノンが効果あると思ってしまいますが、光魔の鎧・銀河MAX各3枚までプレイできれば十分です。無駄プレイになるのでマナチャージしたほうがいいです。
2.ロストソウルLO
こちらのデッキ枚数が相手より多いときに有効なプレイです。相手がクローチェを手札に抱えていると判断した時に、ロストソウルをプレイしデッキ回復させないようにします。あとは上記の耐久プランで相手のデッキがなくなるのを待ちます。
因みに実際に1試合どれくらいかかるのか?と疑問に思い計測してしみたところ38分越えたあたりで測るのを辞めました。集中力が切れやすいタイプの人は違うデッキを使用したほうがよいでしょう。
最後に
ギャラクシールド解説記事如何だったでしょうか。
2本の記事がよかったと思った方、投げ銭していただけるとモチベーション維持に繋がりますのでよろしければお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた!👋
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