ドレーンノヴァ　デッキ解説　【アドバンス】

無料部分でリスト解説を行い、有料部分ではプレイ方針について解説します。拙い文書ですが、最後までお付き合いください。

過去の記事で、本記事を購入する際の判断材料になれば幸いです。
https://note.com/testplayer/n/nd22ac29dbbf9

本記事のリストをかいみ～（＠sumabura_iyada）が8/8に開催されたおやつｃｓ九州で使用し惜しくも本戦1回戦負けでしたが、戦績を見てもらえるとわかるようにかなりのポテンシャルがあります。
2回戦目の赤単は後手3ターン目に我我我＋罰怒で攻められるもカウンターして勝利したようです。

本記事では「ひっくり返したれやぁぁぁ！！」を「返し」と略して記載します。

ドレーンノヴァとは？

ドレーンノヴァとは名前の通りデビルドレーンと蒼き守護神ドギラゴン閃を組み合わせたデッキであり、ビートダウンデッキというよりはコンボデッキの面が強いです。

このデッキのおおまかな動きは以下の2つ。

①デビルドレーン発動後、返しやジャオウガをプレイし攻撃時に革命チェンジ･邪王門による過剰打点の生成

②龍装チュリスからの革命チェンジ

②については赤白ノヴァやシータRX等と同じ動きですので、わかりやすいと思います。しかし、①については全く知られておらずどれだけの打点が生成できるか想像できないのではないでしょうか。デビルドレーンをプレイ後の打点生成パターンについて紹介します。

≪ジャオウガ1枚、邪王門1枚以上、返し1枚以上、ドギラゴン1枚≫
最高のパターンであり3・4ターン目に大型クリーチャーが5体以上展開できる。

≪返し2枚、ドギラゴン1枚≫
返しでガイギンガを2体バトルゾーンに出しながらシールドを2枚ブレイク。その後、ガイギンガ攻撃時に革命チェンジを行うことで最低ジャスキル条件かつ、ガイギンガによる指定除去が効かない状況を作り出す。

«邪王門1枚以上、返し1枚以上、ドギラゴン1枚»
返しからガイギンガを出し、攻撃時に革命チェンジ・邪王門宣言を行い打点生成を行う。

«ジャオウガ1枚、返し1枚以上、ドギラゴン1枚»
最低でもジャスキル条件生成であり、ドギラゴンの効果次第でさらに打点生成を行うことができる。

«ジャオウガ1枚、邪王門1枚以上、返し1枚以上»
返しからガイギンガを出し、ジャオウガの攻撃時に邪王門宣言によりガイギンガダイレクトアタックを狙う。

«邪王門2枚以上、返し1枚以上»
返しからガイギンガを出し、攻撃時の邪王門宣言で追加の打点生成を行う。

«ジャオウガ1枚、邪王門2枚以上、ドギラゴン1枚≫
邪王門の捲れ方次第にはなりますが、革命チェンジできるドラゴンを展開できればさらなる打点生成ができる。

«ジャオウガ1枚、邪王門2枚以上»
他のパターンと比べると一番展開力が弱いですが、相手を倒す分には十分な打点生成を行う。

デビルドレーンを発動したターンに勝利するパターンが最低でも8つあり、倒せきれなくても次のターンにサーチ呪文から追加の邪王門を持ってくることでさらなる打点生成します。
また、上記のパターン条件は自分のシールドが0枚で相手のシールドが4枚以上あることなので、相手が自分のシールドを攻撃してくれるとこの条件を満たすことができ、この特性上アグロ、ビートダウンデッキに対して有利にゲーム展開を行うことができます。

デッキリスト：ドレーンノヴァ

ｰメインデッキｰ
･ロジックサークル×4
･デビルドレーン×1
･ロジックキューブ×2
･ロジックサークル×2
･ヘブンズキューブ×1
･秩序の意志×3
･龍装チュリス×4
･鬼ヶ羅刹ジャオウガ×2
･勝利のアパッチウララー×4
･百鬼の邪王門×4
･魔帝連結ガイゼキアール×4
･「ひっくり返したれやぁぁぁ！！」×4
･蒼き団長ドギラゴン剣×1
･蒼き守護神ドギラゴン閃×4

ｰ超次元ｰ
･熱血星龍ガイギンガ×2
･勝利のリュウセイカイザー×1
･勝利のガイアールカイザー×2
･アクアアタック<BAGOOONパンツァー>×1
･真羅万龍リュウセイザファイナル×1
･司令官の覚醒者コンボイ×1

ｰ禁断･最終禁断･零龍ｰ
無し

単色:21 多色:19
クリーチャー19：呪文21
光文明:17(単色9:多色8) 闇文明:18(単色4:多色14)
火文明:27(単色8:多色19)

採用カード解説

・ロジックサークル4枚
・ロジックキューブ、スパーク・ヘブンズキューブ計5枚

このデッキのメインエンジンである、デビルドレーン、返し、門をサーチするカード。
ロジックキューブ･スパーク、ヘブンズキューブは、天使と悪魔の墳墓ケアで2:2:1の比率になっていることが理想。
あとは個人の好きなカードを使おう！
3コストのサーチ呪文が5枚なのは、4ターン目のデビルドレーンを確実なものにしたいというのもありますが、邪王門をサーチすることで防御札としても活用することができます。

・デビルドレーン1枚　※殿堂
このデッキのメインカード。   
盾落ちすると悲しい😢
4枚使いたい…

・秩序の意志3枚
とこしえ、テスタロッサ、可憐、ミクセルなどのメタクリーチャーを突破するためのカードであり、赤単などのビート対面には防御札として活躍します。
めちゃ映え、超英雄タイムではない理由は不採用カードにて記述しています。

・龍装チュリス4枚
デビルドレーンが盾落ち、引けない時のサブプランとしてチュリスバスターギミックを採用。
3ターン目に行動できるプランが多く、減らす意味がないため4枚採用しています。

・鬼ヶ羅刹ジャオウガ2枚
返しを引けない場合に有効な1枚であり、ガードストライクを持っているので防御札としても期待できます。
今後の環境によっては、3枚目の採用も考えてもいいと思います。

・勝利のアパッチウララー4枚
デビルドレーン、革命チェンジの両方で打点生成として非常に優秀な1枚。
邪王門から出すと大体爆発してサイキックを連れてきます。
殿堂解除されたので4枚使えます！！！！ 

・魔帝連結ガイゼキアール4枚
光/闇/火文明持ち、EXライフ、SA、ドラゴンというこのデッキのために生まれてきたと思ってしまうカード。
SAの除去耐性持ちという時点で強力で、さらにタップ能力で盤面を制圧したり、1ドローでリソース確保などを行います。ハズレレア扱いを受けているカードなので強さが伝わりにくいと思いますが、本当に強いので4枚買ってください。

・百鬼の邪王門4枚
攻め防御ともに優秀なカードであり、呪文サーチがあるので実質9枚体制。
不発するときがあるけど気にしない！意味わからんくらい打点出るので！！

・「ひっくり返したれやぁぁぁ！！」4枚
デビルドレーン発動後にこの呪文を2回プレイし、ガイギンガ2体ぶつけるだけで大体勝てる。
主にこの呪文から出すクリーチャーは、ガイギンガですが相手のバトルゾーンによってはリュウセイボルケーノによる除去、勝利のガイアールカイザーで除去しながらの革命チェンジを狙います。

・蒼き団長ドギラゴン剣1枚　※殿堂
確定で多色クリーチャーを展開できる1枚であり、懐かしの龍装チュリス・勝利のアパッチウララーの3キルを狙うこともできます。
作るのであれば絶対王者！！デュエキングに収録されている金ぴかのバスターがおススメです。デッキ見た時にすぐわかるので！！

・蒼き守護神ドギラゴン閃4枚
自身のファイナル革命の効果で出せる多色クリーチャーは10枚入っており、捲れないとしても邪王門から展開できます。

超次元
3Dカードがあるため全ての画像を載せると見にくくなってしまうためカード画像はありません。ご了承ください。

熱血星龍ガイギンガ2枚
返しからしかバトルゾーンに出すことが来ませんが、実質選ばれない能力が非常に強力。

勝利のリュウセイカイザー1枚
攻撃したターン中に倒せないと判断した時に勝利のアパッチウララーから出します。

勝利のガイアールカイザー2枚
返しから出して相手のクリーチャー除去目的としてプレイすることがあります。ガイアールカイザーや鬼流院刃を採用せずこのカードを2枚採用している理由は、勝利のアパッチウララーの効果を複数回使用するデッキなので3色持ちのこのカードを厚く採用しました。

アクアアタック<BAGOOONパンツァー>1枚
勝利のアパッチウララーから出る光のハンターサイキッククリーチャーという理由で採用されています。いい加減光のハンターサイキック追加来てくれ…

真羅万龍リュウセイザファイナル1枚
水・火・自然どの面も強い最強カード。
ミクセル・リツイーギョ・可憐を突破するときに使用します。

司令官の覚醒者コンボイ1枚
自由枠のカード。環境にオニカマスなどのバウンスカードが増えてきたら喧嘩屋キルに変更することで、突破することができます。

不採用カード

禁断・零龍
禁断は肝心のデビルドレーンが落ちる可能性があるため採用できず、零龍は一見邪王門ギミックがあれば相性がいいように見えますが、相手にメタカードを引かれる確率が上がるというのと、復活・墓地の儀しか達成できないので採用を見送りました。

バサラ
邪王門と非常に相性がいいカードではありますが、サブプランのドギラゴンギミックを使用した際にちょっと強いツインキャノンワイバーンスペックなので扱いにくく、デビルドレーンパターンでは秩序の意志で除去をしてから展開するので、バサラのシールド焼却が期待できないからです。

ジャックアルカディアス・メチャ映えタタキ・スーパーヒーロー/超英雄タイム
このデッキではジョー星に触れることができず、展開されると負けです。なのでメタカードを入れたくなりますが、他に対しての除去範囲の狭さ、除去するために1ターン使用します。特に後者がこのデッキにおいては厳しくデビルドレーンの発動ターンが遅れ、ゲームになりません。よってデビルドレーン発動時にメタ除去できる秩序の意志を優先しました。ジョー星ルピアが多い地域ではスーパーヒーロー/超英雄タイムを採用したほうがいいかもしれません。

龍装者バルチュリス
邪王門で出す対象がバルチュリスしかないという場面が起きやすく、手札から出しにくいカードであり、出せたとしても十分な打点があるので勝敗に影響しないため採用を見送りました。

一王二命三眼槍
コスト5以下のクリーチャーが少ないため鬼エンドには期待できません。また、肝心の敗北回避能力ですがこの能力を使う余裕はなく、特に強みもないので不採用となりました。

BUNBUNヴァイカ―
最初期案では入っていましたが、デッキ内の火力が高すぎて効果が1回しか使えないので抜けました。

鬼ヶ大王ジャオウガ
ドギラゴンから出すというのはさすがに都合がよすぎる

メガマナロックドラゴン
邪王門から出ると実質追加ターンですが、素出しが難しいため不採用。

プレイの考え方

ドレーンノヴァにおける考え方を解説します。このデッキを扱うにあたり、特に気を付けておくべき基本的な考え方5つを挙げます。

1.　序盤にロジック系の呪文でサーチする呪文は必ずしもデビルドレーンではない
ロジック呪文を唱えて山札を確認した際に、デビルドレーン・返し4枚・ジャオウガ2枚がありデビルドレーンをサーチしても、肝心の2種類がデッキにあり走れない状況の場合はロジック呪文を持ってきた方が山札圧縮をすることができ通常ドローで引く確率を上げることができます。
デビルドレーンが盾落ちしている場合も同じで、ロジック呪文からロジック呪文をサーチし、事故を装い相手の攻撃を誘います。攻撃してこないとしてもデッキ圧縮ができているので、サブプランのバスターギミックを使用できる確率を上げます。