ドテン君は死んだのか
更新情報:
2018/12/12 初版
2018/12/17 誤字脱字の修正など
1時間足18本(18時間)のチャネルブレイクアウトがドテン君として広く知られるようになったのが2018年4月でした。
4月までの成績は驚異的なものでした。(以下は常に1BTCで動かしたとした場合の損益グラフです)
この状態から1000人以上のBotter達が一斉に参入してきました。
その後の成績はどうなったでしょうか...
見事に曲がっていますね。4月中はまだ利益が出ていましたが、5月、6月となるにつれ撤退も多くなっていったでしょう。
これはこの時期のBTCの相場自体が(他の要因で)変わったんだという見方もありますがドテン君狩りが原因だという説もあります。
ドテン君狩りというのはあったのでしょうか?
2018年1月~7月のbitFlyer FXでの損益グラフを見てみましょう。
4月にドテン君がはじまってすぐに損益グラフは傾き、5月を過ぎると横ばいになってしまいました。
さて、ここで同じ期間の現物の損益グラフ(BTC現物でドテン君を動かしたとした場合)を見てみると面白いことがわかります。
5月に入っても損益グラフが傾いていません。
わかりやすいようにラインを追加してみます。
これは大量のドテン君参入を察知した狩人が4月から5月にかけてドテン君を狩った結果なのかも知れません。
さらに5月以降のボラティリティ低下はドテン君狩りの余波が一因だったのかも知れません。
さて、本題の「ドテン君は死んだのか」ですが2017年から今日(2018年12月11日)までの損益ラインを見てみると...
瀕死の状態でしたが少し息を吹き返しています。
このまま静かにしていると復活するかも知れません。
さて、実は隠れてずっと元気にしていたドテン君もいます。
1時間足44本(44時間)のドテン君です。
2018年4月からの損益グラフを見ると、9月中旬から11月中旬のボラの小さいところでは横ばいでしたがその他の期間は右肩上がりになっています。
ドテン君は死んでいませんでした。
ただし、ドテン君44も広まってしまうとドテン君18と同じ結末を迎えるかも知れません。
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