クロフネ産駒2000m以上のJRA重賞133連敗の歴史【クロフネ産駒が2000m以上の重賞を勝てていない件について#2 産駒133連敗中(でした)】
来る2021年8月22日札幌記念。クロフネ産駒のソダシ号が優勝し、クロフネ産駒として初めて2000m以上のJRA重賞を勝利しました。
このnote書いて2日後でした
あと、クロフネ産駒2000m以上の重賞133連敗の歴史とタイトルに書いておきながら中身はあまりないです。すいません
ザックリ言えば133連敗の中のレースをいくつかピックアップするだけってやつです
まずクロフネ産駒が2000m以上の重賞で人気なったケースを調べてみましょう
クロフネ産駒が2000m以上の重賞レースで1番人気になったレースは6レースあります
21年 ソダシ 優駿牝馬 8着
17年 アエロリット 秋華賞 7着
11年 トリップ ラジオN杯2歳S 4着
11年 ホエールキャプチャ 秋華賞 3着
08年 マゼラン 青葉賞 12着
08年 ブラックシェル 弥生賞 2着
ブラックシェル…ダービーでも3着、秋の神戸新聞杯でも2着になり、2000m以上のレースでも充分活躍出来るポテンシャルがありましたが、怪我に泣き神戸新聞杯を最後に引退しました。
NHKマイルC、ダービー、神戸新聞杯、負けた相手が全てディープスカイ。相手が悪かった。
マゼラン…2500mの条件戦を勝ったことはあったものの、OPクラスに留まるのが精一杯で重賞は青葉賞後3回しか走らず引退しました
ホエールキャプチャ…オークス、秋華賞で3着と健闘するも1600m〜1800mがベストな馬であり、2000m以上のレースだと本来の力が発揮出来なかったです
アエロリット…牡馬を蹴散らしてNHKマイルCを勝利。2年連続安田記念2着。天皇賞・秋で3着があるが、成績の通り適性距離はマイルでした
もう少し広げて2000m以上のG1、G2で人気になった2~3番人気の馬も見てみましょう
2番人気
11年 ホエールキャプチャ 優駿牝馬 3着
08年 ブラックシェル 皐月賞 6着
3番人気
12年 ホエールキャプチャ エリザベス女王杯 10着
12年 トリップ 弥生賞 2着
08年 ポルトフィーノ エリザベス女王杯 競走中止
08年 ブラックシェル 神戸新聞杯 2着
06年 フサイチリシャール 皐月賞 5着
なお2000m以上のG3レースで1~3番人気になったクロフネ産駒は1度も馬券に絡んだことはありません
が
実は地方交流ダート重賞だと2000m以上の勝ちがあります。
ユキチャン、ホワイトフーガ、ホワイトメロディー、レーヌブランシュ(いずれも関東オークス/ダ2100m)
ブラボーデイジー(エンプレス杯/ダ2100m)
マイネルクロップ(佐賀記念/ダ2000m)
などです
06年プレザントウインドの毎日杯14着から始まり~14年のエリーザベストの優駿牝馬18着で100連敗 札幌記念に至るまで計133連敗
ついにソダシがジンクスを破ってくれました。
前回のnoteにも書きましたが、結局2000m走れる能力があり、その能力が発揮できる状況なら、血統はあまり気にしなくて良いと。改めてソダシの強さを感じました。
これで同年の桜花賞が札幌記念に出たケースは3例目で
14年ハープスター 1着 09年ブエナビスタ 2着
いずれも大物。ソダシの今後が楽しみです。
読んで下さってありがとうございました。
画像引用Wikipediaより