最近の新セット発売、新しいめの試み(アニメーションイラスト等)を嫌悪する風潮について
はい、どうも鉄線と申します。MTGプレイヤーであり、配信者であり、投稿者であり、イベンターのようなこともやっています。その立ち位置的に、意見を述べて敵を作ってもメリットがないので、普段はモノ申すことはしないようにしているのですが、ちょっと最近のX(ツイッター)を見て思うこと、息苦しいなぁ、と思うことがあったので考えてみることにしました。
特にタイトルを見て思うところがない方はブラウザバックしてください。
では、やっていきましょう。
自分がMTG界隈で活動していることもあり、Xのフォローしている方もMTG関連の方が多いのですが、最近、とある流行りというかムーヴメントを見るようになりました。
それは、MTGの新セット発売に際して、何かしらの批判をする、それが支持を集めてリツイートされ、拡散されていく、という流れです。
自分も思うことがないこともなく、たまにボヤいてしまうことがあるのですが、まぁあんまりしてないと思います(ちょっと自分のTL遡ってみたけど、多分あんまりしてない)。とりあえず、批判をする方のメリット、デメリットを考えていきましょう。
批判することのメリット
批判する方は、結構どういった施策にも批判コメントをされていますし、他の類似の意見をRTして、それがハマった際には批判の色が濃いタイムラインが形成されることになります。記憶に新しいのは、統率者マスターズのリストが公開されたときや、エルドレイン、そしてラヴニカリマスターのアニメーションイラスト導入のときにも盛り上がっていたと思います。統率者マスターズはヒットしたとは言い難いですが、灯争大戦から連綿と続くアニメーション戦略は成功を収めているにも関わらず・・・です(ナーセットやバーランのシングル価格を確認しながら・・・)。
これをすることにより、WotCの施策を批判する方のメリットは何があるのでしょうか?
とりあえず、思うところとしては、何事も肯定的意見より、否定的意見を述べたほうが目に留まりやすく、何かしらの印象を人々に与えることがあるのかな?とは思います。それにより、賛成意見がある人は賛成する意味でRT、いいね、リプライを飛ばしてくれると思います。それにより、自分の考えが認められた、という承認欲求が満たされる・・・ということが考えられますね。
さらなる承認欲求を求めて、さらに批判したい事象があれば批判していく、同じ意見を持つ方の意見に賛同し、ループ、波及していくわけですね。
これを繰り返す過程で、ストレス解消、承認欲求が満たされる・・・。
ちなみに、当たり前の話ですが、批判意見をいくらXで述べても、その意見がWotCに届くことはなく、批判した方の望ように改良された新セットが出ることはありません。建設的な方向でのメリットはあまり無いように思います。これは時折流行する翻訳、テキスト誤植への批判、プレイマナー批判にも言えますね。Xでいくら呟いても無駄です。
しいて言うならばフォロワーの多い、公式からもお声がかかるようなインフルエンサーになれば話は違うかもしれませんね(でも批判ばっかりするインフルエンサー、それはそれで嫌だな)。
批判することのデメリット
これはまず言えることとして、
批判する方の趣味とする、愛するであろうMTGへのネガティブな意見が不特定多数の方へ広まってしまう。
ことが言えると思います。批判的な意見は正直、肯定的な意見より頭に残りやすく、そういった意見を目にした人はその意見を意識したまま、MTGに関する買い物をしていく、検討することになるでしょう。実際、
MTGを始めようとしている人が見てどう思うか、
アニメーションイラストやコラボを見てMTGに興味を持った人が見てどう思うか、
そういった人が気持ちよく参入してくれてこそ、MTGは30年も続いてきたのだと思います。新規参入者は本当に大事です。
一大ムーヴメントに至らなければ、MTGの衰退に至るような話ではないと思いますが、ただMTGとそれを取り巻く人、ショップにとっては良い影響ではないはずです。私個人の影響としても購買意欲が落ちてしまったセット、商品も実際にありました。そういう人が私以外にいなければ良いし、この話はここで終わることができるのですが・・・。
あとそういった批判を頻繁にする人は
批判をするばかりの人(アカウント)だと周りのフォロワーに思われてしまう。
可能性があります。これをデメリットと思わないのであれば、それはそれで良いのですが、そういった人の周りにはそういった人しか集まらないと思います。
批判をするならどうすれば良いのか?
とはいえ、人であれば、趣味を真剣に遊んでいるからこそ批判をしたくなる時もあると思います。そういう際はどうすればいいのか?これは三通りの方法があると思います。
一つ目は
批判をせず、対象商品を黙って買わない。
これはダイレクトに影響が出ますし、売れないコンセプトをWotCが重用することもないでしょう。その点に関しては私はWotCに全幅の信頼を置いています。また、他人を不快にさせることが一切ありません。
二つ目は
定期的に募集されるアンケートに思いのたけをぶつける。
実際、自分が買いたくない商品が連打されたり、誤訳、誤植にイラっとすることもあると思います。ただ、文句はしかるべきところに伝えるべき、だということです。
三つ目は
気の合うMTG仲間らとの呑みの場など、クローズドな場所で発散する。
ですね。好きにしましょう。自分だって言いたい放題してます。ただ、自分語りおじにはならないように気をつけたほうが良いですね。
結論
私はMTGのゲーム、ストーリーそしてイラストが好きです。また、それを取り巻く人々のことも概ね大好きです。
大なり小なりあれど、自分が好きなものの批判はあんまり目につくところでして欲しくないなぁ、気分悪い、と思ったためこのようなお気持ち長文を書いてしまいました。
読んでいて、気分が悪くなった人はすみませんでした。
どうしてもこの話題を書きたくなってしまったので書きました。DM、リプライ、コメント、何でもいいので自分はこう思う、とか言っていただけるとありがたいです。自分のこれを書いた衝動への解像度が高まると思います。
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