どうしようもない困難は自然災害、いつかは通り過ぎる
岸田奈美さんのnoteを拝見して。
臨済宗円覚寺派・横田南嶺管長のおことばが、すぅーっと心に染み込んできたので、記しておこうと思う。
横田管長は、以前、岸田奈美さんのお母様、岸田ひろ実さんとも対談をされている。
横田管長と岸田さん母娘、どちらともの会話に出てくるのが、どうしようもない困難は自然災害と同じである、ということ。
つらいできごとというのは、台風のような自然災害と同じこと。自然の前に、わたしたちは無力である。それが通り過ぎるまで、ただじーっと家の中で待つしかない。
とはいえ、実際の台風は現代の気象予報技術により、ある程度の予測が立つ。あと数時間待てば、あと数日待てば、通り過ぎてくれるというゴールが見える。
しかし、人生の台風は先が読めない。いつまで家の中で待てばいいのか。いつ通り過ぎてくれるのか。まったくわからないから、不安にもなるし、心細くもなる。
そこで、家の中で待つ間、何をするか?が大事なのだと思う。
幸か不幸か、わたしたちはコロナ禍でステイホームの楽しみ方を学んだ。これは人生の台風が襲ったときも同様だ。
本を読んで知識を高めるとか、ヨガをして心身の健康を保つとか、できることはあるはず。はじめはつらくて、何も手がつかないかもしれないけれど、時間は誰に対してもやさしいから。きっと癒されるときがくるから。
そして、親であるわたしは、もし子どもが人生の台風に見舞われたら?と考える。
そのときはやはり、じーっと見守るしかないのだろう。何かのときには、そっと光を灯してあげられるような、ろうそくのような存在となって、すぐそばにいてあげようと思う。
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