毎日のルーティン、あなどるなかれ
#書く部のお題で書いてみた
#エッセイ ?日記?いいえメモです
★その人にしかわからない境界線がある
わたしにずっと仕事を教えてくれていた先輩が辞めるかもしれない。突然のことすぎて、気持ちが追いつかない。いつもやさしくて、心の支えなのに……!
詳しいことはわからないけど、きっかけの一つが社員さんに心ない言葉を浴びせられたから、らしい。聞けば、確かに冷たくて心のない発言だった。
とはいえ、こういうことってよくある話ではある。けども、言われた側からしたら、プチッと糸が切れる瞬間ってあるのよね。昨日までは許せたけど、今日はダメ!みたいな誰にもわからない境界線がある。
考え直してほしいなぁ。せっかく仲良くなってきたのに。どうしても無理!というなら、わたしには止められないけど。できれば、まだまだ一緒に働きたいよ。何もできない自分がもどかしい。
★何かあってからじゃ、遅いのに
入院中の父を残して、自宅に戻ってきた。事情があるとはいえ、退院時に付き添えないのは本当に申し訳ない。
原因が判明して、いまはすっかり元気になった父だけど、具合が悪かったときの自覚が全然ないらしい。これまで、一人で大丈夫!と言い続けてきた父も、今回ばかりは不安になったようで。実家を手放して、我が家の近くに引っ越してくることも考えている。
持病があるから、いつ何が起きるかわからない。でも、普段は至って元気だから、介護認定も下りない。何かあってから、どうにかなってからじゃないと、手厚い介護は受けられないものなんかね?もしくはわたしが無知なだけか??
★毎日のルーティン、あなどるなかれ
またまた父の話なんだけど。
入院直前の父は、どうも会話が嚙み合わず。わたしが福岡から最終の新幹線に飛び乗って駆けつけるほど、様子がおかしかった。記憶があやふやだったり、AのものをBと言ったり、白いものを黒と言ったり、問いかけに答えられなかったり。
一瞬、認知症も疑ったのだけど、それはすぐに晴れた。なぜなら、父は家計簿や健康手帳(血圧や体重、体温等の記録)を毎日欠かさずつけていたから。そしてそれは、わたしが駆けつける一日前まで、ちゃんと書かれていた。認知症なら、こんな一日で急に異変を感じるほど、進行するはずがない。
今回のようなときのために、家計簿や手帳をつけていたわけではないだろうけど、これがあったおかげでとても救われた。毎日のルーティンってバカにできない。A型らしい父の几帳面な性格が、とてもありがたかった。
どんなことでもコツコツと続けていたら、ひょんなことで役に立ったりすることがあるんだなぁ。あらためて感じた。きっと、人生で無駄なことなんて何一つないんだ。と、ドラマやマンガにしょっちゅう出てきそうなセリフを吐いて、今日は終わります。ちょっとええこと言うた気になってるけど、めちゃくちゃありきたりやんね。
ではでは、またー!