好きなものを好きと言えない人もいる【Day4:書く習慣1ヶ月チャレンジ】
「購入していない有料note」を読んでいて、思うことがある。
ご存じの通り、noteではここからが有料というのを自由に設定できるため、有料noteとはいえ、けっこうなボリュームの文章が無料部分に書かれている記事もある。
そして、その無料部分がめちゃくちゃ心に響いて、「めっちゃ泣けるわ~!最高や~~!」と思いながら、スキボタンを押そうとして、はたと手が止まる。
最後まで読んでいないのに、スキボタンを押してもいいんだろうか?
コイツ、購入してもいないのに、スキとかどういうつもり?
と、思われやしないだろうかと、気になってしまうのだ。
もしもだけど、有料ゾーンに入ってから思わぬ話の展開があって、自分が全然スキではない内容に変貌を遂げていたとしたら、それも嫌だ。
自分がこんなnoteをスキだと思われるのが、ものすごく嫌だ。
考えすぎなのは、よくわかっている。
自分が逆の立場だったら、たとえ無料部分だけを読んでスキを押してもらっても絶対にうれしいだろうし、購入してくれないからといって責めたり文句を言ったりもしない。
無料部分がすばらしかったら、有料部分も99.9%すばらしいに決まっている。
私がそのnoteを購入しているかしていないかなんて、第三者にはわからないことだし、そもそも私がどのnoteを購入しているかなんて、誰も興味ねーよ!
と、思うのに、なぜかスキボタンが遠い。
何をそんなにうだうだと考える必要があるのか?考えている時間が非常にもったいないじゃないか!この時間に『SPY × FAMILY』の一つでも観たほうがよっぽど有意義で癒されるぞ!
どういう状況であろうと、いいと思ったら、スキを押す。
それでいいのに。それだけのことなのに。
スキなものをスキと言えない。
自分の気持ちを素直に表現できない。
そんな私を本当に変えたい。
私のこういう性質?考え?はいまに始まったことではなくて。
たとえば、友人とランチに行ったときなんかも、楽しそうに話をしている様を目の前にして、トイレに行けないとか帰ると言い出せないとか。
「トイレに行ってくるね」「そろそろ帰るね」たったそれだけのセリフなのに。緊張度がピークに達した新人女優のデビュー作でさえ、それくらいのセリフうまく言えるよね?って思っちゃう。
なんだろうなぁ。人の目を気にしすぎているんだろうなぁ。
こんなことをしたらどう思われるんだろう?とか。嫌われないかな?とか。
自分が好きなものを好きと言うこと。
やりたいことをやりたいと言うこと。
それは自分を大切にするということ。
周りを気にしすぎて好きと言えないなんて、他人ばかり大切にして自分のことをおざなりにしてしまってる証拠。
40年以上生きてきて、やっと気づいた。いまからでも自分を大切にしよう。まだまだ遅くないよね?そうしたら、
きっと私は変われる。
と、信じて。