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舞台の動員数増やすことより成功率アップするポイントがある

舞台の成功の定義によって、この解釈は変わりますが、今回は
【黒字】という点にのみ絞って、少し喋ります。

いよいよ金稼ぎのペテルは、タイアップ企画もいくつか動き始めて賑やかになっていきそうです。

苦節何年だ?ここまではっきりとサブカルと舞台が紐付き始めるのはなかなかない気がします。
3月は関西への遠征も多く、本当にたくさんの方々期待してくれているのだな。と感じてます。

さて表題へ戻ります。
【舞台の黒字】は、ものすごく難しいものです。
特に、小劇団にとってはここは、課題、問題、かなりクリアしにくい大きな壁なんだと思います。

舞台の黒字を成すために何をしたら良いのでしょうか?
この考え方だとしたら、多分危ないです。

動員数を増やす。

これです。
これを元に黒字化を目指すと、間違いなく詰みます。
なぜなら、自分でコントロールできない所に、頼る形になるからです。
舞台を観にこようとするかどうかは、お客様のスケジュールや気持ち次第で、選ばれる側なんで、どーすることもできないんです。

強制できない。

もちろん、動員を増やすために、プロモーションしたり、クオリティを上げたり、様々な施策をやる事がダメだというわけではなく。

黒字化を実現したいならそこだけ見ていたら詰みますって話です。

ではどこ?

経費の削減、純利益の向上
これです。

経費削減は、自分達で間違いなくできる事です。
ほとんどの人が、囚われてしまっていて、無駄な経費を使ってしまっていると思います。
拘り地獄ですね。
はい。何を隠そう、私もそれですw
これは、本当に難しい。

ただ、この経費削減は間違いなく黒字化に向けては、やらなきゃいけない事です。

ここからは、恐ろしい反感を買いそうですが、事実そうしてよかったところがあります。

現在ロングラン、長編舞台作品として興行している金稼ぎのペテル。
この作品では、落とせるところは徹底的に落としてます。

チラシ
音楽
衣装
映像
備品

ありとあらゆるものが使いまわされています。
チラシに関しては、全てAIです。
音楽は全て著作権フリーです。
衣装に関しては、固定キャラは変わりないので一回きりでずっと同じもの。1発出の新キャラはあり物優先。
映像素材は全て著作権フリーです。

そのほか、舞台セットは、1回目に使ったものをずっと使ってます。あとはあり物です。

なので、舞台でおよそかかるポイント

衣装
小道具
大道具
音楽

全て今ではほとんどかかりません。極限にまで削減してます。
そのおかげで、スタッフや演者に対価を支払えるところまで来ました。

この部分、動員は変わらないです。100人固定です。

更にはグッズ販売でマネタイズ。
これも経費削減で作成。

買う人が喜んでかつ、利益が上がる。
お互いに嬉しい物。
キャラクター衣装などの余り布、舞台空間で使われているあまりの材料などで、個数限定で作成して販売。これまたほとんど経費ゼロ。かかるのは制作費。

とにかく、やった方がいいです。

経費の削減

作品のクオリティに関わるところだから心は苦しく創り手としては、かなりモヤつきます。
私も毎回苦しみます。
でも、ハッキリ言います。やりましょう。やるべきです。

なぜなら。
そこを削減すれば、その分、泣いているスタッフさんや演者、更には自分の稼動費に当てられます!

少しでも、それが出るのは本当に心救われるのが舞台業界ではないですかね。
特に小劇団は。

あ。あと折り込みなどのチラシもやめましたね。
デジタルで十分です。
デジタルで目についてきてくれる率を上げることに施策、頭捻った方が経費下がる。

この時、下がる経費は

チラシデザイン費用
チラシ印刷費用
チラシ配布人件費
チラシ配布交通費

です!

なので、デジタル一択!
今やってるのは、それでも人の作る物なので、人が直接渡す温かみも大切に思うため、AIチラシで必要最低限のチラシを作ります。
それを演者が配ったりするようにだけです。

経費落としましょう。

その分は、お客様にも返せますから!

==2025年1月15日==
タスク多すぎ問題に、ふて寝をしましたw
いわゆる現実逃避ってヤツです。とてもいい眠りです。背徳感たっぷり、猫かわいい。
時にはサボります。嫌になりますw
なので、嫌だな!て思った瞬間はもうやらない!てしてます。
年齢も40代。自分大切に!て思いながらになってきたかも?という気持ち。
でもまだまだまだ、やりたいこと山積みなので、やりたい事に全ベットする人生でいきます!ふんが!

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