弟子屈町でできたらいいな「町内ヒッチハイク制度」
てしかがスタイルすがわです
北海道を旅行するときに問題になり、ときには壁となるのが交通問題。北海道では、車の移動が当たり前、鉄道やバスは、まったく当てになりません。レンタカーがないと旅先での足がなくて困ってしまうことも多いでしょう。
ただし、レンタカーにも問題があります。
【単純に高い】
24時間で借りて大体6000〜10000円が相場なので、ワーケーションをしながら1週間借りようとすると5万円以上はかかっていまします。もし弟子屈でワーケーションをしようと1週間滞在しても、宿代と変わらないか、時には宿代以上にレンタカー代がかかるんです。
【予約がいっぱい】
さらに夏休み期間などは、借りたくても、前日の予約などでは、予約がいっぱいで借りることさえできないないこともザラです。私も北海道に行くことが決まったら、宿の前にレンタカーを抑えます。
【そもそも車運転しない】
都市圏は、鉄道網が発達しているので、普段車を運転する必要がない人も多く、そもそも車の運転をしないという人が多くなっています。普段運転してない人にとって長距離になりがちな北海道での運転はなかなか難しいかもしれません。
かといって、弟子屈で過ごすのに釧路空港や女満別空港からバスと鉄道で移動すると大変なことになります。そもそも、弟子屈の駅に降り立っても屈斜路湖や摩周湖へ行くだけで、何十キロも歩くことになります。タクシーもほとんど走ってません。
車がないと無理なんです!!
そこで「こんなのがあればいいな」を考えてみました。
【町内ヒッチハイク制度】
気軽にヒッチハイクできる町って素敵じゃないですか?
町内で希望者の皆さんをドライバー登録する。
・ヒッチハイクOKの車にはステッカーを貼る
・旅行者と目的地が一致すれば、乗せていく。
町内の宿泊施設が旅行者に対して宿泊証明を出す。
・宿泊先でヒッチハイカー申し込みをする(申込みは有料)
・町内の宿泊施設に宿泊されているという証明書と行き先札を渡す。
・行き先札を道路脇で掲示して車に乗せてもらう。
個別での金銭の受け渡しは禁止。
・ドライバーさんは、後日、町内クーポンを受け取ることができる。
・乗せてもらった人は、途中でガソリン満タンにする。
・ただし、任意保険の加入は必須。
なんてヒッチハイクのルールを町で決めるのは、面白そうなどと考えていたら、実はドライバーのマッチングアプリもあるそうで、まさにこれはインターネットを使ったヒッチハイクですね。実際に北海道の自治体でも社会実験が進んでいるそうです。
こちらは、北海道の天塩町と稚内市を住民同士の車の相乗りで移動できるようにする日本初の試みのようです。普段の生活に必要な物資の買い出しや病院通いなど高齢化で自家用車がない方も町まで行けるようにライドシェアで解決しようとしているみたいです。
観光の際にも、目的地を一緒にする住民と旅行者、あるいは、旅行者同士がライドシェアして行くのも良いなぁと思いました。
ちなみにてしかがスタイルでは、あらたなモビリティーも検討しています。
いっそ歩くもありかも?町内歩くだけで100kmになるそうです!!!
猿岩石世代の私としては、親指立てて、スケッチブックに行き先書いて、ヒッチハイクするのがおすすめです。
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須川 定徳 てしかがスタイル2期生
北海道に学生時代と社会人で通算12年以上いましたので、名実ともに北海道が第2の故郷です。猿岩石に刺激され、札幌から道内各地はもちろん、種子島や大阪、東京へヒッチハイクで旅行するのが学生の頃の趣味でした。今は、地元の奈良県生駒市でフリーランスやってます。