屈斜路湖&川湯スイーツライド
屈斜路湖&川湯温泉郷ルート
北海道を訪れるたびに、地平線まで視界が遮られない広大さにいつも驚かされる。とくに屈斜路湖の大きさはJR山手線の内側よりも大きく、その雄大な景観を見ていると自分の悩みの小さい事に気づかされる。そういえば、沖縄の離島出身の友人が、「海を泳ぐクジラを見ていると、自分の悩みの小ささに気づくよ」という話しを思い出し、北と南の自然観の違いに思わず笑みがこぼれた。
海の広さを除けば、私の住む東京に限らず、屈斜路湖の景観は、なかなか経験できないのではないか。広い地平線まで続く牧草地帯、見上げればもちろん澄み切った空。毎員電車の生活から、この非日常な景色の中に自分の体を毎日、置くことができたら、どんなおだやかで、広い気持ちで過ごすことができるのではないかと思う。まっすぐに地平線まで伸びる道を自転車で気持ちよく、屈斜路湖まで辿りながら、自分の心もどんどん澄み切っていくのを感じる。
「TESHIKAGA HOSTEL MISATO(てしかがホステル美里)」をスタートし、屈斜路湖「砂湯レストハウス レタラチップ」を中継地に、川湯まで走る走行距離51キロの中級者向けサイクリングコース。
休憩には絶品手作りスイーツ!
休憩に訪れたCafe 花音さんは、砂湯から約15分くらいのところにある美味しいスイーツを味わえる素敵なカフェです。北海道でとれた小麦、バター、牛乳を食材に、そこの場所で新鮮さを閉じ込めて作ったパウンドケーキは、めちゃくちゃ美味しくて、ナッツやフルーツとの味が混ざりあい、甘みが口いっぱいに広がって、サイクリングの疲れも吹き飛びます。
硫黄山を自転車で走り抜け川湯温泉に到着すれば、駅前のすぐ目の前には、人気のスイーツ店「森のホール(スイート・ドウ・バラック)」があります。ショーケースの中には、沢山の種類のケーキがずらりと並んでおり、選んだ後には、お店の中にあるカフェスペースで味わうことができます。
弟子屈町にある道の駅まで戻ってきたら、弟子屈ラーメンの近くにある「摩周湖のあいす」では、摩周でとれた新鮮な牛乳をたっぷり使った特濃ミルクアイスを今日の締めくくりのスイーツにしてみてはいかがでしょうか。
Takashi Mizuguchi