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弟子屈らしさをとことん感じる散歩道〜和琴半島〜
弟子屈スタイルの大野典子です。
タイムリーにすさなさんからもご紹介のあった和琴半島、私も大好きなお散歩道です。
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屈斜路湖に突き出るカタチの和琴半島は天然の植物園、40分くらいで一周できる森の道は足元に木の根がしっかり道を作ってくれていて、サンダルなどでも簡単に歩けます。
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火山の影響や温泉熱もあり植生が豊かで、森の生態系を観察するにもとても面白くて、初心者から専門家まで多方面に楽しめる場所です。
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半島の入り口にある義経岩。
アイヌがサマイクルカムイ(天地創造神)として崇拝して元々は和琴半島のサキにあったそうですが、諸説ありつつ、屈斜路神社の手前に鎮座しています。
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木の生々しいエネルギーを感じる屈斜路神社の鳥居。
ここで生きてきたアイヌと倭人の文化や歴史についても感じることができました。
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カツラの木。
よく見ると真ん中一番太い木は倒れ朽ちています。
その昔、その木から落ちた実が芽を出して、孫やひ孫など子孫のカツラの木を育てる養分にもなっています。
木は倒れて枯れる事は終わりでなく、その後も時代を超えて命のつなげて行くことにとても感動しました。
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木や葉だけでなく苔や菌もとても綺麗。
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木々の間から見える鏡のような湖畔ではSUPを楽しむ人たちが見えました。
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和琴半島の崎にあるオヤコツ地獄。
ここからはなんと温泉がでています。
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展望台から屈斜路湖を眺めてあんまりにも綺麗なエメラルドグリーンの色にうっとりしていると、、、
どこからか、おーい!と呼ぶ声。
見まわすとモクモクと温泉の湯気の上がる湖畔に人がいます。
ここでゆで卵つくると美味しいよー!
いいなー、どうやって行くの?と聞くと、
SUPで来れるよーと。
いいなー!それにしても綺麗ですねー!
屈斜路湖は最高だよー!
展望台と湖面の離れた距離での大声出しながらの人との出会い。
この方は、車をキャンピングカーに改造して夏の間は和琴半島を中心に道東を旅しているようです。
綺麗な景色に大声できれいだね!最高だよね!と言いたい気持ちにさせてしまうのが弟子屈、そしてそんな純粋な人たちが集まってしまうのが、弟子屈の1番の魅力かもしれません。
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和琴半島の中にある温泉。
なんと無料です。
一瞬で身体の芯まで温まり、出るとサラッとしているので、簡単なハンカチがあれば身体も拭けます。
前後の道に人がいなければ、たぶん貸し切り、
勇気を出して入るべきです。
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和琴半島の入り口の湖畔にも温泉はあるのですが、私は半島の中の温泉の方が好みでした。
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和琴半島の入り口にある売店では木彫りの工芸品を売っています。
旅先で買うものはいつも食器です。
和琴半島で木のエネルギーをたくさん感じたばかり、それを文化に丁寧にカタチ創ってくれる人が目の前にいて、自分の日常に持ち帰れるなんてとても素敵な事です。
すぐそこでおじさんが作ってくれたフクロウの彫りのスプーンと何個も感触を確かめて気に入った大きめなお椀を買いました。
東京の自宅でそのお碗を使うといつも和琴半島につながるような気持ちになります。
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弟子屈に到着して一番最初に訪れたのがここ和琴半島でしたが、地球の創生のようなダイナミックなエネルギーに圧倒されて、何度も通いました。
人々がそこで繋いできた文化を感じて、自分自身の生きていく姿勢や見える世界がキラキラと変わっていくのを感じる場所です。
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オヤコツ地獄で出会った河合さんにも、陸上でお会いしました。
地球の魅せてくれる景色に感動して、それを共有したくて出来る弟子屈での新しい友達はとても魅力的な人ばかり。
弟子屈の壮大な自然が、人を子供のような純粋な気持ちにしてしまうのかもしれません。
次回は屈斜路湖でSUPしてゆで卵を作って食べたいです。