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2024/8/29参加のメモ(上牧)

こんにちは。手探りメンバーの上牧です。先日、『しっくりくる参加(仮)』というプロジェクトを自分の中で始めました。詳しいことは、別の記事で書こうと思っているのですが、「参加をして、参加について考えて、参加について脚本を書く」営みになる予定です。

参加ってなに?

とりあえずはいろいろな集まりに参加して、メモをしてみます。

『からだとことばで水性を味わう』
2024/08/29  @水性(中野駅から7分ちょっと)
講師:涌田悠さん

参加の理由

テキストが先行する自分の創作方法に疑問を感じている。自分のからだがとても頼りないと感じている。最近、ダンスや化粧など、からだやからだがどう見えるかについて興味がある。涌田さんの短歌で踊るというやり方おもしろそうだなーと思っている。

参加の断片

・温めた手で自分のからだを触ったとき、とても自分にやさしくした気がして、やさしくされた気がして、不意に泣きそうになった。びっくりした。そういうやり方で自分を労ったことがなかった。
・森、海、湖、床に甘える、好きな色に染まっていく、などなどなどなどわたしにはない語彙が心地いい。
・足がわたしのものじゃない感じがする、重くぶら下がってる感。いつもいろんなところに運んでもらってるのに! 普段意識しなさすぎ!
・隠れているところは覗きたくなる。
・声、になるまでの時間や体の積み重ね。
・声、を出すときのためらい。発話って当たり前じゃないよな。会話ベースの演劇ばかり書いていると忘れてしまう。
・わたし「浄水器、うちのと一緒」
・壁に2つ釘が刺さっている景色を見て「くぎがふたつ」じゃなくて「くぎ、くぎ」ってことばが自分から出てきたのがハイライトだった。からだで景色を受け止めた先にあることばで、短歌とかではこのことばを使っていきたい気がした。理由は分からないけどそっちのほうが面白い気がする。

参加について

・ダンスやったことないけど、参加できた感じがする。難しい、と感じることはあっても、できない、と感じることはなかった。
・参加者のみなさんが、それぞれの取り組みに集中しているうちに、その空間がみんなの場所になっていく感じ。「はじめまして→やってみましょう」というより「やってみましょう→そういえば一緒にいましたね」みたいな。心地よかった。参加って、自己紹介とか頭の方で踏ん張らなきゃいけないイメージあったけど全然そんなことないな。

参加できて、よかった!!!!

上牧晏奈

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