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運営メディアの記事が不正利用されたので、対処した話(vol.01 アメブロ編)
「公務員総研」というメディアをやっています。WEBディレクターのキャリアとしては、受託系WEBディレクターとして、20代ずっとやってきたのを、10年後、20年後を考えたときに自己資金、外部発注など発注側の経験もかねつつ、実際にリスクをとって自分である程度の規模のサイトを運営する経験をしっかりしたいということもあり、自分プロデュースのWEBメディアをはじめました。
で、この度、日ごろ気を付けている「著作権違反」について、違反された場合、どう対処するかについて、実際にやってみたのをまとめることにしました。
理由は、同じくWebメディアをまっとうにやっている人や、オウンドメディア・コンテンツマーケティングと…仕事するWEBディレクターの皆さんにも役に立ったらいいなということ、そして、こういった違反を減らしていきたい(報告作業自体は、損害賠償しなければ、こちらの作業時間分コストになるので)ということを考えたからです。で、もう一つスケベな理由として、noteで新しい出会いがあればいいなという気持ちが芽生えたからです。
■記事がパクられた!そのときWebディレクターは?
自社の記事がパクってないかのチェックはしていましたが、いよいよ、自社の記事がパクられてないかのチェックをしたところ・・・でるわでるわ・・・でいくつかのパターンもわかってきましたが、これは別で記事にするとして、しばらくは国内のブログポータルサイトにパクられた記事が掲載されていた場合の対処についてまとめていきます。
■第一回目は、「アメブロ」です!
まずは、アメブロについてですが、ご存じかと思いますが、アメーバブログ、通称アメブロで、 無料ブログポータルサイト、運営会社は株式会社サイバーエージェントさんです。
■いざ、著作権違反の報告をします。
まずは、弊社の記事をパクったと判明した該当のページにいって目視確認しましたが、完全にちょっと変な内容かつ、その一部分が見出しごとまるまるっとコピーされていました。引用の要件も満たしていればというのがあればですが、いかにも自分の記事として書いているので、これはNGと判断し、アメブロさんに通報しようと決断しました。
■通報ボタンはどこだ?
これがすぐあるかがポイントで、ページの最下部にありました。アメブロさん、素敵!
でクリックすると、違反申請フォームの画面にいきますが、アレ?著作権違反のカテゴリがないぞ?と違和感、よくみると、「権利者向け窓口」という別ページの案内が冒頭の説明文に書いてあるのが見つかります。(心の声:もっと目立つ色にして!)
心の声は秘めておいても、他のブログサイトがいかにも不親切ということも今後の記事でふれますが、そもそも「権利者向け窓口」があることそのものが尊い!ということがわかったので、アメブロさんは◎です!
■で、通報=報告してみました!
で、Amebaカスタマーサービスさんから連絡もきて、対応うんぬんということで、そのページはすでに削除されています。
もともと問題のあるユーザという判断をされたとのことで、そのあたりは、結果オーライということで、解決した案件です。
■まとめ:アメブロさん満足度5!(5点満点で)
違反された被害者としては、今回報告してみて大事なポイントは、
1)ブログサイト等の場合、著作権違反についての姿勢がしっかり表にでてるか
2)違反の通報は、しやすいか、適正化
3)その後のやりとりがスムーズか
の3点かなと思いました。アメブロさんについては1)-3)について、2)はちょっとつまずきましたが、私の不注意もあるので、客観的に見て満点でした!
ありがとうございました。
■おまけ情報
・公務員総研のURL https://koumu.in
・アメブロのURL http://www.ameba.jp/
・イラスト画像は、大ファンの「いらすとや」さんのです。https://www.irasutoya.com/