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コロナ太り

コロナ太り・・・の前に、私はこの2年ほどで着実に微増を続け、実はトータルで5kgほど太っている。
そんな私に、恐ろしい流行語が舞い降りた。
それが「コロナ太り」である。

コロナで太る前から太ってるのに、コロナでまだ太るの??
コロナのやろーめっっ!!!

って言ったところで、どうにもならない。
というか、リアルにこれ以上はまずい。
太ったことも問題だが、実はそれ以上に体力の低下を感じている。
こっちもまずい。

あの時の感覚に似ている。

13年ほど前、某通信事業者のコールセンターで働き始めた時「この職場は、平均10kg太る」と先輩に言われた。
周囲の細身の女の子なんかは「えーやばーい」なんて言ってたが、私から言わせてみれば、細身の女の子が10kgくらい太ったところで、まだ笑えるだろう。
ところが、もともとそこそこの重量感のある人が10kgも太ったら、場合によっては病気になる。
笑えないのである。

私は完全に「笑えない」カテゴリーに入っていた。
そこから必死でダイエットして、1年で逆に10kgほど減量した。
あれから約10年。
すこーしずつ微増し続けた体重は、ほぼスタートラインに立ち戻った。
10年越しのリバウンド完成だ。

そして今回のコロナ太り危機。
また笑えない事態になった。

前回と違うのは、体重はと同様に年齢も確実に増えており、代謝は爆発的に落ちている。最悪だ。
体力の低下も感じている。それでもやるしかないのだ。

毎晩ウォーキングに出かけることにした。
大体1時間、長ければ2時間。ご近所をグルグル歩いている。
そんな日々が早2ヶ月半。
効果の程はまだ実感できないが、気持ちがいい。

時には月を眺めて立ち止まったり、池に映る遠くの建物の姿をスマホのカメラに収めたり。
意外と楽しんでいる。

冒頭の写真も高松駅付近で撮影した。
大きな水溜りに、周りのビルが映り込んで美しい。

本来の目的は達成されていないが、それ以外の楽しみを見つけることができた。
もうしばらく続けてみようと思う。

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