弓道ノートのおすすめ
弓を引いたら記録をノートに書いておくことをおすすめします。
プロ野球選手とかオリンピック選手とか、練習ノートをつくったりしていますので、その重要性はあると思います。
的中の記録ノートとかスマートフォンの的中記録アプリとか、ネットを探すと色々なものが出まわっています。
的のどの部分に中ったかも詳細に記録できるようにつくられているノートもあって便利なものだと思います。
ただ、学校の部活動とか、一般弓道会の団体練習の中だと、自分でしっかり管理していないとそのような記録をつけるのは困難だと思います。
団体練習だとほとんどの場合、中り外れだけメモしておいて、それを弓道ノートに書き写すパターンになると思います。
また、的中記録だけだと気持ち的に練習で完結するような気がしてしまいます。
的のどの辺に中って、的中率が何パーセントとか。
でも、練習は練習で、技術が向上していく一過程なので、矢所とか的中率も日によって変わってきます。
そこは的中記録だけでもいいのではと思っています。
僕が経験を通して工夫した、おすすめのノートへの書き方を紹介します。
僕は、単に的中記録だけではなく、トレーニングの形態(巻藁練習とか徒手練習とか)練習で気づいた点、指摘されたことなどを記載しておくことをおすすめします。
飽くまでも、大会や昇段審査で記録を残すことがみなさんが一番に望んでいることだと思いますので、ノートもそれに向かってアプローチしていくことが必要だと思うのです。
単にノートに記録するだけでなく、次に練習するペースづくりにも役立てます。
そうすることで、自分の練習の指針となるオリジナルのノートがつくれます。
ノートもフレキシブルに、自在に活用できることが大切だと思います。
僕はB6サイズ(128×182㎜)の市販のノートを使うことをおすすめします。
このサイズだと100均でもコンビニでも、どこでも手に入れることが可能です。
ポケット付きの道着であれば、携帯しておくことも可能です。
100均でフェイクレザーのノートカバーも販売しています。
どんな時に射が上手くいったとか、どういうことを指摘されてハッとなったとか、気が付いた時にノートに記入することができて、後で見返したときに活かすことができるんです。
また、現在はスマートフォンのメモアプリやメモ機能も便利だと思います。
ただ、記録として残しておくことが必要なので、パソコンと同期して、編集して残しておけるものがいいと思います。
Google keepとかEvernoteとかに書き込めば、スマートフォンでもパソコンでも見たり書き込んだりできます。
大切なのは記録として保存しておくことです。
(ノートの記載例)
〇月〇日、▢体育館弓道場
巻2、[✕〇]〇✕✕〇 〇〇 (←巻藁練習2回・[ ]内は座射)
縦線をしっかり意識する。 (←一言書けば次につながる)
〇月△日、自宅
徒2 (←徒手練習2回)
一射一射丁寧に。
▢月△日、▢県弓道大会、△弓道場
巻3、[〇✕][✕〇〇〇]競射〇〇遠近✕ 3位入賞
堂々と引けて良かった。
▢月〇日、講習会、〇先生、△スポーツセンター
・会で伸び合い・詰め合いを意識する。
・大きく引いて大きく離れる。
練習時間が取れない日はこうしたとか、矢数かけた日はこうだったとか。
大会があった日も射の内訳を書けば、ふり返ることができます。
ノートでもいいですし、スマホのメモに記載してもいいです。
書くことによって意識して練習する心理が働きます。
射の注意点とか書いて次回の参考にしますが、ネガティブなことばかりではなく、良いことも書いて自分を励ますとモチベーションが上がります。
以上のように、弓道ノートを最大限に活用して、技術やメンタルが向上していくことを願っています。
ご購読ありがとうございました。
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