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学生結婚した理由
自己紹介でもちらっと書きましたが、
僕は22歳の時、大学3年生の夏休みに妻と結婚をしました。
当時、しっかりと日記を書いていたわけではなかったので、noteに記録として当時のことを残しておこうと思います。
1.妻との出会い
大学1年が終わってから、2年間大学を休学し、教会のボランティアとして東京周辺で働く機会がありました。この2年間については話すと長くなってしまうので、またいつか別の機会に話せたら良いなと思います。
このボランティア中に、一緒に働いていたのが将来結婚することになる妻でした。
僕にとっての妻の第一印象は、
「つ、強い・・・」
正しいと思ったことに対しては、周りを巻き込んで真っすぐに突き進む妻。
正直、この人にはついていけないな、と感じたことをよく覚えています。
それでも、一緒にボランティア活動をしていく中で、自然と仲良くなっていきました。
2.半年間、週に一度のメール
2年間のボランティアが終了し、僕は大学のある沖縄に帰りました。
妻とはここでいったん離れます。
僕が沖縄に帰った時、妻はボランティアの終了まで6か月という期間を残していました。
ボランティア中の特殊なルールとして、ボランティアの内容と関係のない家族や友人とのメールなどのやり取りは、週に1度だけと決められています。
当時の僕が妻と連絡を取る手段は、この週に1度のメールだけでした。
僕は妻がボランティアを終えるまでの半年間、毎週メールを書き続けます。
そのメールに対して、妻も毎週メールの返事をくれました。
最初は数行しかなかったメールが、だんだんとお互い長文になってきます。
最終的には、何度もスクロールしないと終わりが見えないほど長いメールに・・・。
僕がボランティアとして妻と働いている間、正直に言うと、妻に対して恋愛感情はなかったと思います。良い友人だなと思っていました。
でも、半年間毎週メールをしていくうちに、もっとこの人のことを知りたい、会って話がしたいな、と思うようになりました。
3.妻のボランティア終了(お付き合いの開始)
妻のボランティアが終わると、妻は当時の実家である三重県に帰りました。
ところが、三重県に帰って一か月後に、突然妻のお父さんの転職で沖縄に家族で引っ越してくることになったんです・・・!
妻と会いたいなと思っていた僕は、沖縄に引っ越してくるという話を聞いたとき、本当に信じられませんでした。
「こんな偶然があっていいのか?!」と。
妻が引っ越してくるまでの間、僕たちは毎日のようにLINEで連絡を取り合います。夜には電話もよくしました。
もうこの時には、妻に交際を申し込もうと心に決めていました。
妻が沖縄に来て、最初に会うときに交際を申し込もうと考えていたんです。
でも、毎日連絡を取り合うようになって、妻が本当によくモテることがわかってきました。
一緒にボランティアをした、共通の友人たちからも妻がモテるという事を聞いていましたし、更には妻のことを狙っている人がいるといううわさも耳にしたのです。
僕は焦りました。妻と会う前に、誰かが妻に交際を申し込んだらどうしよう・・・!と本気で心配しました。
そんな焦りを感じていた僕は、ある夜に妻と電話をしているとき、突然告白をしてしまいます。
当然、妻は驚きました。
でも、無事に受け入れられ、僕たちは晴れて、一度もデートをしないままお付き合いを始めることになったのです。
(後で聞いた話では、妻も沖縄に来て最初に僕と会うときに交際を申し込もうとしていたそうです笑)
4.妻からの突然のプロポーズ
妻が沖縄に来て、初めてのデートも無事に終わり、2回目のデートの時です。
1日一緒にいろいろなところを回って、そろそろ帰ろうかと車が置いてある、商業施設の屋上駐車場に来ました。
帰らないといけない時間なのに、お互い離れたくないのでなかなか車に乗ろうとしません。
この屋上駐車場は見晴らしがよく、ちょうど夕日がみれる時間だったので、夕日が沈むのを一緒に見ることにしました。
たわいもない話を二人でしていましたが、突然妻が、
「もう、結婚しよ!!」
と、プロポーズしてきたのです。
付き合って2回目のデートで妻から
— てーるー (@teruterulight) August 17, 2020
「結婚しよ?」
と、プロポーズされ、
当時大学2年生だった僕に対し、社会人だった妻が、
「卒業まで待てない、学費は全部私が払うから!」
とまで言ってくる、スーパー男前な妻です。 https://t.co/W3XoUnvS8N
最初冗談かと思いましたが、妻の目を見ると、本気であることがすぐにわかりました。
嬉しかったのですが、正直驚きの方が大きくて、曖昧な返事しか返せませんでした。
僕自身も妻と結婚出来たら良いなと思っていましたが、僕は当時21歳の大学2年生。
お金も地位も社会経験も何も持っていませんでした。
結婚するなら、早くても大学を卒業して就職した後かなと思っていました。
そこへ突然の妻からのプロポーズ。
本当に悩みました。
海外ならまだしも、日本で学生結婚して生活できるのか?
結婚したとしても妻に苦労させるんじゃないのか?
もし子供ができたら?
いろいろと自分の中で考えました。
5.決断
妻からのプロポーズの後も、何回かデートはしていましたし、毎日のように電話やLINEはしていました。
妻はプロポーズに対する僕の返事を待っています。
妻は当時社会人として働いていたので、僕よりもお金がありました。
「大学の学費も全部私が働いて払うから!結婚しよ!」
悩んでいる僕に対して、こんな風に言ってきたこともありました。
それでも、僕は悩みます。
そんなとき、妻からのこんな言葉をかけられました。
「結婚を先延ばしにする理由なんてない。一緒にいられる時間は長いほうが良いし、てーるーとの苦労だったら買ってでもしたい。」
確かにそうだな、と。
そして、こんなふうに言ってくれる人は妻しかいないなと。
妻のこの言葉をきっかけに僕は学生結婚の決意をしました。
6.学生結婚の選択は最良の選択だった
決意ができた僕は、改めて妻にプロポーズをしました。
正式に婚約をしてから約8か月後、僕たちは無事に結婚をすることができました。
妻と結婚をしてから3年が経ちました。
あの時、僕にプロポーズをしてくれた妻には心から感謝しています。
決断できずに悩んでいた僕に、一緒にいたいと言ってくれた妻に心から感謝しています。
今まで、結婚生活で苦労することも多かった中、一緒に居続けてくれた妻に心から感謝しています。
もちろん、大変なこともたくさんありましたが、あのタイミングでの結婚、学生結婚したことは、僕たち夫婦にとって最良の選択だったなと、心の底から断言することができます。
妻は、今でもプロポーズをしてくれます。(笑)
妻の口癖は、
— てーるー (@teruterulight) April 21, 2020
「結婚しよ!」
僕が妻のために何かしたりすると、お礼代わりにプロポーズしてくる。
その度に僕は、
「もうしてるよ」
って答えるんだけど、そしたら妻が、
「あ、そうだった〜!」
って笑顔になるの、可愛すぎて反則です。
これから先、夫婦として試練に直面することもあるかと思いますが、結婚を決意したときのことを忘れないように。