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妻との初デートに失敗した話

昨日、僕たち夫婦が学生結婚した経緯について、noteに書きました。

この記事を妻に見せたところ、妻はなぜか読みながら笑い出します。

「てーるー、おもしろいね。笑」

え、なにがおもしろいの?って聞いても理由は教えてもらえませんでした。

謎・・・。

また、妻からこんな指摘もありました。

「私たちの初デートについて、書いてないじゃん。」

そうなんです。2回目のデートでの妻からのプロポーズがあまりにも強すぎたため、初デートについては詳しく書いていませんでした。

実は、この初デート、僕は約束の時間に遅刻するという大失敗をしているんです。

妻からの要望もあり、今日は妻との初デートについて書きたいと思います。

普段は遅刻しません

まず大前提として、僕はこれまでの25年間、約束の時間に遅れるといった経験をほとんどしたことがありません。

学校に行くのにも、友達との待ち合わせにも、仕事にも、きっちりと時間前には着くように、心がけてきました。

比較的時間にルーズだと言われる沖縄に住んでいて、他の人がどんなに遅刻をしていようとも、僕は時間を守り続けていました。

それなのになぜ、妻との大事な大事な初デートに遅刻してしまったのか・・・。

原因は夜遅くまで続いた電話

「学生結婚をした理由」を読んでいただいたらわかると思うのですが、僕と妻は当時毎晩のように電話をしていました。

僕が大学の夏休みだったという事もあり、朝早くに起きる必要がなかったんです。

夜から電話をし始めて、一緒に朝日が昇るのを見てから寝る、といったスーパー長電話もよくしていました。

初デート前日、いつものように電話をしました。

久しぶりに会える!付き合ってから初めてのデートだ!と、話が盛り上がります。

盛り上がりすぎて、その日も遅くまで通話していました。

おそらく僕は、通話しながら寝落ちしてしまっていたと思います。

起きた時、時計を見て一瞬で目が覚めました。

妻との約束の時間はとっくに過ぎていたからです。

慌てて妻にLINEをして、今起きたことを伝えました。

妻に怒られてもしょうがない、むしろ落胆されるんじゃないかと考えながらLINEするのは、とても怖かったことを覚えています。

起きて一瞬で、あれほど絶望を感じた経験はありませんでした。

妻のやさしさに救われました

僕が妻にLINEをすると、すぐに返事が返ってきました。

「こちらは大丈夫だよ。てーるーこそ大丈夫?」

僕は経験したことのない寝坊でパニックになっており、頭がちゃんと回らない状態でしたが、急いで支度をして家を飛び出しました。

久しぶりに会う妻と、感動の再開!といった事を頭の中ではイメージしていましたが、現実は妻の顔を見るなり全力で謝罪する悲惨な再開でした。笑

しかし、心の底から落ち込んでいる僕を見て、妻は大笑い。

「私は全然大丈夫だけど、てーるーが寝坊したことにすごく落ち込んでいるんじゃないかと心配してたよ。」

妻は優しく、笑って僕の遅刻を許してくれました。

この妻の対応が素晴らしすぎて、この出来事だけで僕はこの人と結婚したいな、という気持ちが強くなりました。


初デートで寝坊した話は、今でも時々妻が僕をからかうために話に出してきます。笑

この話がある限り、僕は永遠に妻に頭が上がらないでしょう。

以上、忘れられない僕と妻の初デートのお話でした。




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