DiversMap まち歩きイベント 参加
10/5に「DiversMap」というバリアフリーアプリのイベントに運営メンバーとして参加しました。イベント開催地は北九州の黒崎です。
このアプリは、足が不自由な方や車いすを利用されている方のほか、ベビーカーをお持ちの方・お年寄りの方など、様々な方々が段差の多い道などの"通りづらい道"を避けて通れるルートを共有できるアプリです。
URL:https://diversmap.com/
イベントの目的や参加者がすることは以下になります。
<イベントの目的>
・バリアフリーのルートについて考え・集めて、ユーザーの生活を豊かに
する
・アプリのサービスの向上・強化
<参加者がすること>
・ワークショップで、グループごとに車椅子では移動困難な場所やアプリに
入れるとよい機能のアイデア出しのディスカッションを行い、グループご
とに発表
・ワークショップの後に、グループ(4~5人)ごとに車椅子1台に交代で乗
りながら、黒崎のまちを約1時間移動する体験をする
<データ収集方法>
・車椅子にデータ収集用のアプリを起動した状態のスマホを取り付け、まち
歩きの後でログデータを収集
<まち歩きの感想>
車椅子に乗ったのも初めてだったので、いろんな気づきがありました。
・ちょっとした傾斜の登坂でも自力で移動するのはきつかった。
・人が向かい側から来るとぶつかりそうで不安になった。
・歩道は水はけを考慮して、車道側にやや傾斜があるため、両輪同じ
力で漕いでいると車道側によってしまい恐かった。
・お店の商品の陳列が横割りだと、高いところにあるものは取れない
逆に縦割りの陳列だと取りやすい。
・エレベーターの場所などあらかじめ分かってないと目的地まで到着。
・下りは危険回避のため、サポートする人が車椅子を反対向きにしてに、
移動するのだが、バックミラーがあるといいと思った。
・黒崎のまちは、駅前は以前より歩道が広くなっており、以前に比べて
通りやすくなっているとは思った。
・今回は、後ろでサポートする人がいるのでよかったが、サポートしてくれ
る人がいない場合は、事故にならないか不安になると思った。
トークセッションで、心のバリアという話がありました。
アメリカに行ったことのある方の話で、アメリカと比較して日本は、物理的な設備が整っていることを良い面とする一方で、車椅子で困っている人を見て積極的にサポートする人が、少ないという話をされてました。一方、都心部から北九州に来られた方は、困った人を助ける優しい人が多いという話をされてました。お二人とも感じたことを率直に話されたと思いますが、後者の方の話のように私も車椅子の方も含め、困った方をサポートする姿勢を持っていこうと改めて感じました。
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