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鉄腕アトムと母からの花束 (ヒプノセラピー)
最近の僕のテーマは、
「自分の深いところにつながる」そんな感じだろうか。
ミンデルという心理学者のドリーミングな世界、身体と心の内面を感じるためのインナーワークを体験したり、すっかり内省モードになっている今日この頃
最近、血圧が急上昇したり、鼻詰まりが長引いたり、お腹が緩くなっている
薬を止めたから、花粉が酷いから、食べ物が悪いから、
こんな風に、因果関係で考えるのではなく、
これは、『何か僕へのメッセージが、身体に出ているのでは』
その何か分からないメッセージなるものを、今、身体感覚や直感的なものを明晰にして感じようとしている。
ミンデル先生は「24時間、自分の感覚に明晰であれ!」というのだ。
そうこうしていると、友人のTさんが、ヒプノセラピーを経験したとの投稿をしているのが目に入った。
そして、そのTさんからヒプノセラピーを受けることなった。
ヒプノセピーとは、催眠療法のようなもので、心の奥深くにいる自分と対話をするための手法だ。
自分の身体症状は、自分の中の闇(無意識に押し込んだシャドウ)のような部分からのメッセージではないかと自分では感じていた。
Tさんに、全てを委ねて、自分の心の闇に降りていくことにした。
暗い階段を一段一段降りていった。
足元より先は何も見えないような地下室の階段をゆっくり降りた。
地下室の前の扉をゆっくりと開けた。
そこは無人島のような場所で、森が広がっていた。
小さな鳥になっていた。
遠くの浜辺に降り立った。
小さな浜辺には、流木や貝殻や雑然としたものが漂着していた。
そこで何かを探し、棒切れのようなものを海に投げた。
そこには、寂しさや孤独感があった。
空は、今にも雨が降り出しそうなヘヴィークラウドな空だった。
その時、『その空が人間になったら、どんな形をしていますか』とTさんの声がした。
なかなか擬人化出来なかったけど、
なんと、重たい雲は、「鉄腕アトム」に変身して目の前に立っていた。
「鉄腕アトム」が、何かを語ってくれるのを静かに待った。
アトムは、アニメのまんまの笑顔で目をパチクリしたままじっと見ていた。
アトムの言葉がはっきり分からなかったが、
無邪気なまなこで『心配ないよー』と言っているようだった。
そしたら、花束を手品のように取り出し僕にくれた。
それは、アニメのお花で、色とりどりのブーケだった。
Tさんから、『アトムに何か聞きたいことはありますか?』と声が入ったので、アトムに尋ねた
『未来の自分は、何ものになっているのか?』
そしたら、光のトンネルを、アトムと共に登っていく映像が流れてきた。未来にワープしているような映像。(笑)
たどり着いた先は、あるステージ上だった。
僕が、嬉しそうに、リアルな花束をもらうシーンだった。
僕は、ためらいもなく、照れることもなく、花束を受け取っていた。
Tさんが、『アトムが花束を渡してくれている? そこに見える風景は』と聞いた。
それは、アトムからではなかった。というようり、アトムは僕になっていたような気がしていた。
そこに見えたものは、
壇上の上で、嬉ししそうに語っている自分がいた。
イギリスのガーデニングのように花々が敷き詰められた雰囲気だった。
Tさんが、『あなたは何を語っていますか?』と聞いた。
僕は、『生きることの喜びを伝えている』そう答えた。
それは、今もすでにやっていることだと、アトムが言っている気がした。
そして、Tさんが、『他に聞いて見たいことは?』と聞いたので、
『母は自分をどう見ていたのか?』と答えた。
では、それを聞いてみてください。というので、母の顔をイメージした。
子供の頃の母の映像が出てきて、愛情がジーンと伝わって涙が出てきた。
母親からのメッセージは、笑顔だけでよく分からなかった。
ただ、『心配せず、そのまま生きないさい。』そう感じた。
Tさんの誘導で地下道から現実の意識に戻ってきた。
セラピーは終わった。
Tさんと、母とのことをしばらく語った。
以前、霊媒師のユタから「母は亡くなってすぐに、生まれ変わっているけど、また、分かりやすい形で出会える」と聞いたから、
だから、母は夢にも出てこないし、再会するまでの楽しみだと話した。
Tさんは、『近い存在ほど、夢には出てこない。お母さんは、ずっとそばにいるよ。50万馬力の存在として』 そう言ってくれた。
そういえば、昔、占い好きの母が、『あなたの息子は、あなたにとって、100万馬力の存在で、守っている』と、嬉しそうに言っていたのを思い出した。
そうか、やっぱり僕はアトムだったか。。 そして、今は母もアトムか。
Tさんから、こう告げられた。
『お母さんから、何か一輪の花をもらっていたよね。それは石山さんが大事な時に、必要なメッセージになるものだよ。」
自分では、花を受け取ったイメージはなかった。が、Tさんが見ていたのならそうなんだと思った。
この一輪の花が、これから生きていく上でのお守りになるんだなー。
Tさんと、手を振って、Zoom上で別れた後に、久しぶりに母の小さな遺影を持ち出して、ちゃぶ台の上に置いた。
どこかで生まれ変わっているかもしれないが、ここに確かに存在としてあるんだと、また再び、母の存在を感じることにした。
一夜明けて、夢には、やっぱり出てこなかった。
ただ、自分の誕生日を忘れてしまっている夢を見た。
今日は、朝から、2回目のお花のお稽古だと気付いた。
奈須子先生の自宅に伺うと、先生がお花を用意してくれていた。
その花は、「ひまわり」
ああー、お母ちゃん、そうか そうだった。
ひまわり ひまわり だ!
母ちゃんも、僕も、ひまわり。
最後に
Tさん、素晴らしい導きをしてくれて、本当に感謝です!!
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