動いて
子供の頃から運動嫌い。
大人になって健康診断で 運動してますか？
の項目が嫌い
とはいえ、段々歳を重ねてくるとそうも言ってられなくなった。
たまにプールに行ってみたり、、じゃダメなんだと実感しはじめて
自分で自分のADLをぼんやりとチェックする習慣がある事に気がついた
いつの頃からか朝、起き抜けに布団の中で
気持ち程度のストレッチをするようになった。
片足ずつ足を布団から10センチのところで止める
10数えて下ろす
身体をうーんと伸ばす
腕を伸ばして指をグーパーしてみる
特に決まった動きをしているわけではなくて
ただ今日から1日ちゃんと動けるか
身体の確認作業をしているだけ
起き抜けにそのままトイレに行く時は
もう布団には戻らない
60過ぎた途端、余程のことがない限り二度寝が出来なくなってしまった
なんてそんな事を書くつもりはなかったのだけど
毎日の生活に支障なく身体が動くという事は
本当に本当に、とーってもありがたい
5年前の冬、変形性膝関節症が悪化したため
膝の下の骨を楔形に切り抜いてくっつける 高位脛骨骨切り術 という手術をしたんです。
それで余計にそう感じるようになりました。
手術して2ヶ月入院
入院している間、
各階ごとにある広めのラウンジに、
いつのまにか10人くらいの朝のお茶仲間が出来て
朝やけを眺めながら
なんでここに来ちゃったのか、、やら
地元の美味しいお店の話やら
お部屋の人達だけでなく、フロアの皆でおしゃべりする事も出来て
頑張ろう！なんて一言も言わないけど
励まし合って
退院後の幸せを願いあっている空気に溢れて
素敵な人達だったなぁ、、
術後も1ヶ月に２回リハビリに通って
おかげさまで昨日は20302歩
歩けていました。
感謝しつつ
（ちょっと歩き過ぎたかも）
歩けること、
好きな事ができる身体の機能が保てているのは
本当に幸せな事だと
辛い思いを経てからしかちゃんとそう感じられてなかった自分への反省もこめて
毎日忘れないようにしたいのでした
階段1番下から300段はキビしい 途中から〜