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「やりたいことがない」という悩みは贅沢なのかもしれない、と感じた件。


まだ明確に「これだ!」という
やりたいものがなくて…ちょっと今悩んでるんですが…


先日お話させてもらった青年がこんなお話をしていたことをふと思い出した今日は、私のマインドフルネスの師匠である、清水ハン栄治さん監督の『トゥルーノース』の映画公開日。なんの関係もないように思えるこの二つがつながったのは、選択できる状態であることのありがたさを感じたからに違いない。



北朝鮮の強制収容所での人たちを描いたこの作品を、ジャパンプレミアで一足お先に観させてもらったとき「悩むことができるしあわせ」を心の奥底から感じた。“悩める”ということは、選択できる状態にあることが多い。”選択できる”ということ自体がとても尊いことで、「ほんとはこうありたい」という希望や願望を持てることのすばらしさを教えてもらった映画でした。


生きているということ、自分の意志で日々暮らせるということ、自分の意志で行動したり、自分の考えを言葉にして誰かに話したり、分かち合えたりすること。生きているということ。


やりたいことがなくたって、生きている、やりたいことを探せる、試せる、チャンスをつくれる、そんな今この瞬間は本当に有難いですね。選択の自由があるなかで「やりたいことがない」という悩みは贅沢な悩みなのかもしれないな、と感じた金曜日の夜でした。








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