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「読み手がどんな人かわかります?」と言われて頭ぶん殴られた
「コレを読む人は日本人。日本人の大半がエミアブルなんですよ」
自分が書いた記事を推敲してくれた人からの一言。
今まで文章を書くときに考えたこともないこと言われて衝撃が走った。
エミアブルとは、人のコミュニケーションスタイルを4つに分類する「ソーシャルスタイル」の1つのこと。エミアブルの特徴は自己主張控えめ、周りに合わせるのが得意。逆を言うと、優柔不断で意思決定が苦手。論理やデータ重視のドライビングタイプとは真逆で感情のが大事。
【ソーシャルスタイルの4つのタイプ】
- ドライビング型:結果重視で、統率力があり、感情を表に出さない。
- エクスプレッシブ型:人を巻き込むのが得意で、オープンな性格で、明るく楽観的。
- エミアブル型:聞き上手で、面倒見が良く、結果より周囲の関係が大事。
- アナリティカル型:理路整然としていて、時間に厳格で、自分のペースを守る。
一括りにするのは好きじゃないけど、まあ日本人にこのタイプが多いと言われて納得はできる。
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かくいう、私自身もエミアブル。(先日受けた診断結果でも90%エミアブル、10%エクスプレッシブとの判定で、もうゴリゴリのエミアブル。)
そんな自分も含めエミアブルさんが好む文章は、ちまたで言われる「ライティングテクニック」には当てはまらない。というのが今回の気づき!
端的で結論ファースト
数字で論理的な展開
「○○です」と断定する表現
これらは全部冷たく感じちゃう。冷たい文章は私の感情に刺さることがなく、記憶にも残ることなく、消えていってしまう。
自分(エミアブル)のことを考えながら、自分の書いた文章を読み返してみたら好きじゃないものばっかりだった!
世の中で「コレが良し」とされてるライティングテクニックを取り入れることに必死になりすぎてたんだなーと……。
「自分よがりの文章はやめよう」って言われるけどさ、読み手もエミアブルなんだと思ったら「自分に向けて書いてもいいんじゃない?」って気がするのよ。そんで、「自分が心地いい」と思う文章を書いたらいいんだと思うと、もっと楽しく書けそうな気がしてる今日この頃。