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がんをめぐる冒険(52)がんとお金=私のがん治療概算1300万円
治療は健康保険で、高額医療だから大丈夫かと思うとそうでもありませんでした。
私の場合、社会保険の3割負担で上限7、8万円くらいが上限らしいです。あとで返金があるとはいえ、手術して退院するときは20万円ぐらいカードを切りましたし、もう疲れ果てて、お金のことまで気が回りません。
そして、抗がん剤治療(化学療法)から1カ月後に飲み薬の抗がん剤「PERP阻害剤」を処方されたら、請求が4万円。お薬は2週間分だったはずだけど……てことは1カ月で8万円!
びっくりして薬価基準を調べると、オラパリブ(商品名リムパーザ:アストラゼネカ)は4788円/錠・150mg。これを1回2錠、1日2回(計4錠)×1カ月で57万4560円。高いなんて言えません。いえいえ社会保険のおかげでホント助かってます、ありがとうございます。もう1種のPERP阻害剤、ニラパリブ(ゼジューラ:タケダ)は9316円/錠・100㎎で、1日2錠、1カ月で55万8960円。どちらもそれほど変わりませんでした。
手術は終わり、当分大きな出費はないにしても、これが継続的に続くとなるとなかなかな額。定期的にCTやMRIなど高額の検査もあり、さらに、自費で遺伝子科も受診していて、こちらも1回受診すると数万円。結局、年間通じて保険で自分が払う上限に達することになります。
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