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がんをめぐる冒険

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アラフィフ、独身、職業:記者。 ある日、足の付け根に転移がんが見つかり、卵管がんがみつかる。 その後、2回の手術と1回の抗がん治療を経験。 抗がん治療で髪が一部残った経験から、少…
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#病院探し

がんをめぐる冒険(7)ドクター探し2

大学の剣道部の後輩、ウチの大門未知子(外科)に聞いたら、 「生検をとってしまったときに転移がんが血液に回ってますから、進行がんに入ります。一日でも早く治療が必要です。進行がんに対応できる先生を探してください」 とのこと。 「あー、形成外科の処置室で生研とったのが命取りになるなんて。  なんかチャラい先生だったよな…」 と形成外科の先生を戦犯扱いするよう気持ちになりました。 医療記者の先輩に相談メールを送ると、 「お疲れ様です。 ご連絡ありがとうございます。 がん……全力で立

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がんをめぐる冒険(6)ドクター探し

PETで左側の卵管と卵巣が光っているのでがんの可能性が高い。 ところが卵巣が腫れているでもなく、出血するでもない、内診してもわからない。 一般的には、子宮が腫れて下腹部がポッコリしてきたり(中年太りだと思っていたら筋腫やがんだったケース)、不正出血があったりするけれど、それもまた良いとは言えず。子宮は〝もの言わぬ臓器〟なので症状が出た時はかなり病気が進行していることが多いという厄介なところです。 婦人科の先生は 「良かったら大きな病院で診ていただくほうがいいかと思います。ご

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