通販生活

通販生活が炎上している。
確かに、あの表紙はかなり危険な表現だと思う。
ウクライナで実際に家族を殺された人、戦っている人に向けて言える言葉ではない。
でも通販生活の言い分は私には分かる。

ウクライナ大使館への謝罪文も、更に火に油を注ぐ結果になっているが
私にはあの謝罪文は理解できる。

当事者でないからこそ、いろんな角度から物事を見て、意見を述べることが出来る。現状は明らかに悪化しているからこそ、敢えて危険な言葉を用いて部外者が別の解決策を模索することがあっても良いと思う。それは間違った意見かもしれない。誰かを怒らせるかもしれない。賛否両論あってもいい。でもネットを見ていると否定派が100%だ。これは気味が悪い。

通販生活をネットで批判している人の意見は結局
たったひとりの狂った人間が一旦戦争を始めたら、無抵抗はあり得ないと言っている。
戦争を仕掛けられたら、それに応戦するしか道がないと言っている。

それは、どちらかを徹底的に叩きのめすまで戦い続けることを肯定し、
その結果双方に多くの犠牲が出すことも肯定する。

これが大多数の人間の心理だということだ。
人間が戦争をやめられない原因がそこにある。

パレスチナで起こっていることも同じ。

じゃあ、どうしたら良いのか私には分からない。
無抵抗を貫けばその先に平和があるのか?そんな保証は全くない。
(しかし、やってみる価値が全くないとも言い切れない。)
でも、やられたらやり返すしかないというのが人間の本能なのか?
人間には他に方法がないというのが、私にはとてつもなく恐ろしい。

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