呪禁道と呪符
呪禁道には大きく5つの方法がありました。
呪禁道においても印を使います。
しかし、単に印を結ぶだけでなく手のひらに文字や呪符を書いて組みます。
九字は有名ですが呪禁道においては十字の秘伝もあります。
これも手のひらに文字を書くものです。
10種類の目的別の文字を書いて災いを下げるという方法です。
例えば、山に行く時には虎という字を手のひらに空書します。
海や川などの水のところに行く場合には龍の字を手のひらに空書します。
さらに強力にしようと思ったら、指を切ってその血で文字を書きます。
ちなみに、目を瞑る営目は眼力を使った呪法です。
よくよく考えれば、西洋にもエビルアイがありますから、世界中で同じようなやり方があるということでしょうね。
呪禁道においても呪符は用います。
印についても似たようなことはやっていますが、手のひらに何か書いたりと、また違ったやり方によって対応しています。
それぞれの流派によって様々なやり方がありますが、人によって相性もありますし、相手によっても使い分けていく必要もあります。
また、組み合わせて相乗効果を生み出すようなこともあるでしょう。
様々なものを知り複眼的に見えない世界をやっていくことで、自分に合ったスタイルを確立していただければと思います。
見えない世界について深めていきたい方は是非一緒に頑張りましょう。
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これからも良い記事を書いていきます。