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古代中国の霊符史
こちらのニュースはYouTubeでも読み上げを行っています。
インスタグラムが好評で霊符について知りたいというニーズが多くあることが分かりました。
符という字には竹冠がついており、元々は竹で作られていました。初期の頃は霊験などの効果はなく、割符として使われており、それを合わせて合致すると本物と認識するために使われていました。
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日本史でも勘合貿易について習いましたが、それと同じ要領です。
霊符として使われた最初のものは、西暦133年の後漢時代に遡れます。
陝西省のお墓から、陶器の破片に朱で書かれた霊符が出土しています。
正確な用途は分かっていませんが、お墓なので、鎮魂のためのものだと考えられます。
後漢時代のお墓から他の地からも出土しており、後漢書の方術伝にも符術で鬼神を退治したという記録があります。
後漢書には、他にも、壺の中に隠れている仙人から霊符を貰った役人の費長房が、その霊符を使って、病を治したり、鬼を退治したりと活躍しますが、霊符を無くしてしまい、鬼の復讐にあって命を落としたという逸話も残っています。
2000年も前から霊符は使われており、その後道教に組み込まれていくことで、一気に発展していきました。
霊符はこれだけのことを長きにわたって活用されてきました。このような見えない力について本格的に学びたい方は一緒に学びましょう。
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