飛箝の策
飛箝というのは、偉い人に対し人物の評価と登用のプロセスをアドバイスする際に、どのようにすれば良いかということです。
やり方としては相手に言わせたり、発言を抑えたりすることができるということです。
飛ぶというのは自由にさせることですし、箝は箝口令の箝で声を出させないという意味ですね。
要するに陰陽ということです。
説得するわけですから、ただ言い負かすようなことはしてはいけません。
相手の名誉を称賛し、十分に言いたいことを言わせることです。
相手に言わせれば、相手の考え方が分かるので、的確な説得ができます。
その後に、言わせたり抑えたり、あげたり下げたりしながら、相手の本性を知り、自分の思うように相手を誘導するのです。
人間の能力を適正に評価し、尊重するということが広まれば、多くの人材が集まってくるでしょう。
人材が集まったら、十分にその能力を発揮させれば、事は成功するわけです。
そのためにも、主張の是非や言葉の虚実、術数の有無などをよく見定めて、人柄や能力を評価することが大事です。
慎重かつ的確に検討してこそ、間違いのない人材を集めることができます。
採用難などという言葉がニュースを賑わせていますが、人材の問題というのも現在に続いています。
身近な問題を解決するにも、見えない世界の技術というのは非常に有効です。
相手を見定め、適切なことは何かを知ることができます。
オカルトだと食わず嫌いをせずに、学んでいこうと思われる方は、この機会にぜひ一緒に頑張りましょう。
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これからも良い記事を書いていきます。