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陰陽道の時代と変化
陰陽道は朝鮮百済を経由して日本に入ってきました。
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最初の段階では知識の輸入に関わったお坊さんだったり、大陸から渡ってきた方々が用いた分けです。
これが大きく変わったのは奈良時代に入ってからです。
中国から密教や道教が入ってきました。
さらに、弘法大師が真言密教を始めたことで、日本の仏教界が密教に変化していくようになりました。
その頃は日本の陰陽道では後継者が少なかったために、仏教界以上に密教化が著しくなりました。
陰陽師たちは密教の技術を取り入れ始めました。
その結果として、陰陽道は様々な呪術を取り込んで変わっていったのです。
その結果、一見すると不思議な術も出たりします。
小反閇作法という術があるのですが、前半部の呪文は陰陽道でよく使う急急如律令なのですが、後半部分はソワカという密教の真言が使われているのです。
他の呪術を使って陰陽道を強化しているということが呪文からも分かりますね。
他の術も使ってさらに効果の高い術を行なっていたのです。
見えない世界関連を学ぶ上で、いくつかもやっていくことが重要だということはこうした歴史を踏まえても明らかです。
それぞれが強くなくとも、複数のものを組み合わせることで強化することができますから、可能性が見えてくると思います。
また、ロジックによる理論も一緒に学ぶことで好奇の目からも守った上で力を発揮できますよ。
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