密教の戦闘具
密教の法具についてお話しました。
他にも鈴も密教の法具です。
神仏を歓喜させたり驚愕させることもできます。
また鈴と杵の形のものが一体になった五種鈴杵もあります。
輪も密教で使われます。
敵を打ち破る武器として法具に転じました。
ちなみに、釈迦が転法輪というのは車輪のように自在に転じるようにという意味です。
また、仏を示す千輻輪がありますが、この用途は広く様々な仏や菩薩の象徴として用いられています。
灌頂にも用いられます。
見える世界においても武器として使われてるものは、密教においても不動明王などを象徴するため、見えない世界にも使われます。
剣や弓矢、棒を用います。
数珠もよく使われます。
真言などを唱える際にその数を数えるために用いることから念珠とも言います。
煩悩の数である108の珠があるのはそのような理由からです。
もちろん、それらは108尊を表しているのです。
密教で用いる法具というのは身近なものも多いですね。
家にある方も多いのではないでしょうか。
身近なものだったとしても侮れませんね。
実際にそれを活用して見えない人と戦うことも可能です。
もちろんそれだけの鍛錬が必要ですから、見えない世界についてフラッシュアップしていきたいと思われる方はぜひ一緒に頑張りましょう。
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これからも良い記事を書いていきます。