人と宇宙を結びつける場所
密教の18の修行において第7段階のところまでやりましたね。
とても大変なことですから印によって簡易的に行うことができました。
これにより道場を清めて聖域にすることができました。
次は本尊を招くための準備を行います。
今回も同様に印を使って行うことができます。
1つ目の印が道場観です。
本尊をお招きするための場である道場を形成するために、荘厳道場法を行います。
最初の段階として、道場を精神的に出現させる方法です。
この印を行うことによって大日如来の光に満ちた道場が形成されます。
2つ目の印が大虚空蔵です。
宇宙のあらゆる源泉である大虚空蔵から、修行のための法具を取り出して、壇上に並べて、それの供養のために数々の品々を用意する段階です。
これらの精神的及び物質的な法具によって、道場は1つの宇宙となります。
それにより、宇宙全体と修行者をこの真の道場によって結びつけるのです。
これによって密教の道場というものができ、本尊をお招きするための準備が完了しました。
1つ1つのプロセスを経ていきますが着実に行っていくことが大切です。
見えない世界というものは中々とっつきにくいですし、このように沢山の準備もあり、大変なことではありますが体系的にやってみたいと思われる方は是非一緒に頑張りましょう。
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これからも良い記事を書いていきます。