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密教二刀流
元々、中国では密教においては大きく二つの流れがありました。
大日経系と金剛頂経系です。
大日経を伝えたのは善無畏三蔵です。
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雨乞いを得意としており、その実力には皇帝の玄宗も驚いたほどです。
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金剛頂畏経を伝えたのは金剛智三蔵です。
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食事は天から食べ物を取り寄せることができました。
また、人を蘇生させることもできるほどの呪力を持っていました。
金剛智三蔵の弟子である不空三蔵は安禄山の反乱を法力によって瓦解させた人物でした。
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そんな2つの密教の流れを両方とも受け継いだのが、長安の青竜寺の恵果阿闍梨です。
月に念じて観音像を現すほどの力を持っていました。
優秀だったこともあり、1000人もの弟子に対して法を教えていました。
そこから運命の出会いが恵果阿闍梨に訪れました。
日本から空海がやってきたのです。
見えない世界というものは根っこは同じかもしれませんが、現実的に何かしようとするには様々なやり方があるものです。
人によって相性もあるでしょうし、向き不向きもあるでしょう。
ひとつのもので無理だったと諦めるのではなく、様々なやり方を知り、自分の得意な方法で才能を開花させていくのが大事です。
深い世界ではありますが、広くやる必要もありますから、一緒に頑張りましょう。
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