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霊符は飲み物です。
張角さまが治療として行っていたように霊符を呑むという使い方があります。
中々驚かれた方が多かったので、さらに深掘りしていきましょう。
実際道教では、霊符を呑むことで邪気を追い払っていました。
極めればそれだけでも、道の奥義を悟ることもできるくらい重要な部分なのです。
病を治すという当初の使い方は、病に応じた霊符をしたためて、呑み込んでいました。
ここで使う水は井華水といい、丑寅の時刻に汲んだ井戸の水を用います。
直接霊符をそのまま呑み込むのは大変ですから、当時から工夫はされていました。
紙ではなく竹膜に霊符をしたためて呑み込んだりしていました。竹膜というのは竹の節の中にできる膜です。
柔らかいから呑み込みやすかったというだけでなく。霊的に適していたものだったというのも採用された理由だったと言われています。
霊符を燃やした後に出てくる灰を水に溶かして呑むという方法ありました。
寒い地域では、雪を固めたものに霊符をしたためるという方法もありました。
影響を変えないように、直接体内に入れるために昔の人は試行錯誤されたことが分かりますね。
霊符にも様々な使い方がありますが、効果を落とさないように多くの試行錯誤の上にやり方が見つけられてきました。
霊符一つとっても知ることは沢山あり奥深い世界だと感じていただけたかと思います。
皆さまも霊符をはじめとして、見えない世界のことを知り、現実面に役立てていきたいと思われた方はぜひご一緒しましょう。
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